Photoshop:描画モードをしゃぶる(かきかけ)

 
どもども。タイトルは「喋(しゃぶ)る」ですからね。後付けだけど。
 よくわからない物をなんでもクチに入れてはいけませんよー。
 
描画モードというのがあります。レイヤーとか塗りつぶしとかに使います。「とか」です。
 どれがどんな効果になるか、ヘルプにもモヤ〜ッと書いてありますが、
いいとこ「自分で触ってみればそこまではなんとなくわかるわ」程度です。
 具体的にどういう変化が起こるのか、については不親切路線まっしぐら。
「なんとなくかっこよくなればいいのよ」と順繰りにひとつずつ試すだけならそれでもいい。
 しかし、具体的にわかっていないことには重ねるレイヤーの絵柄について処置のしようもありません。
これに関してはウチが初めて手に取ったPhotoshop本である
 「Adobe Photoshop 3.0 A-Z」にとても詳しく書かれていました。
3.0て(´・ω・`) 昭和じゃねえか(違う)
 
近年のバージョンでは描画モードの種類は当時の倍に迫る勢いで増えておりまして。
 久しく勉強をさぼっていたので新しいモノについては全くわかりません。
教科書を買う金も勉強会に行く時間も新バージョンを買う金も捻出できぬ日々でして。。
 
で、自分のお勉強目的でまとめます(間違っている可能性があります。。)
 しかしなかなか時間が取れず、全部まとめ上げてからのアップとなると、
もうその頃にはPhotoshopはおろかAdobe自体が絶滅している恐れもありますので
 ちょっとづつ更新という形で小出ししていきます。
そのつどtwitterあたりでアナウンスはしますので、覗いてやってくださいまし。
 かんたんな物、古くからある物など、手を付けやすい物から順不同で追加していき、
出揃ったところでソートする予定です。
 自分がわかる箇所は駆け足説明になるかも(ひどい)
 


こないだのチャンネルミキサー同様、今回もグラデーションレイヤーを素材にします。
 「見た目でなんとなく」からの脱却を目的としているため、写真やイラストはあまり出てきません。
グラフィックの提案をしたいわけではなく、
 結果を明白に想像しながら適切な描画モードとレイヤー画像を選定できること
を目的としています。
 オペレーター向けっちゅうことです。
 
部材は、CMYKの、不透明度100固定、CM100→白 の縦のグラデーション
の上に、M100→白 の横のグラデーション(このレイヤーの描画モードをいじる)
を重ねた物で主にテストしていく予定。
 RGBは、ケンチョに結果が異なる場合のみ扱います。
 
※↓この基本形の画像を別ウィンドウで開いて、他の描画モードとの比較にお使いください。

 
↑4箇所にカラーサンプラーを打ってあります。
 横のグラデに対しては100%、75%、50%、0%
 縦のグラデに対してすべて50%の濃度になる箇所 に打ちました。
場合により、一時的にグラデーションの方向やカラー、
 およびサンプラー位置を変更したりするかもしれません。
 
ずっと置いておくか微妙ですが、時期を逃した方は自作してください。
 その際、グラデーションの「滑らかさ」は0にしてください。
 


 
まず、デフォルトの「通常」は割愛します。
 と言いたいところですが、まずここからの…あ、いいや、やっぱり省きます。
不透明度、塗りの不透明度、マスクの有無、ブレンドオプションなどに気をつけていれば
 ホントにフツーですから。
 
あと、レイヤーではなくレイヤーグループだけに設定できる「通過」
 「通常」ではなくこちらがデフォルトとなります
何が違うか、何度となく人に聞いたのですが、理解を深めるために試
してみたところ、
 レイヤー群をひとまとめにして扱いやすくしただけの物が「通過」。
それ以外の描画モードの場合は、
 グループ内の個々のレイヤーに設定した描画モードはグループ内でのみ有効であり、
  グループ全体を一個のオブジェクトとして、グループに設定した描画モードでグループ外に干渉します。
 IllustratorやInDesignの「描画モードを分離」と同義ですね。
 
↓ベタ塗り調整レイヤーを「スクリーン」にして、階層を変えながらテストしてみたもの。
 グループの描画モードを「通常」にした方はのきなみ背景レイヤーが塗りつぶされています。
  グループの外では「スクリーン」ではなく「通常」なわけ。
 

 
 
また、描画モードのドロップダウンリストを見ると、いくつかの区切り線が見えます。
 それぞれ、大まかに主観でカテゴライズしてみました。違ってたら全力で訂正願いますorz
みなさんといっしょにかしこくなりたい(汗
 

 
 


前置きは以上となります。
 以下、ちょこちょこ追記していきますのでよろしくどうぞ。
 


 
ディザ合成 −ザラザラさせるだけ−
不透明度の落ちたピクセルをディザリング(ざらざら)で描画します。
 見た目に透けるピクセルはなくなります。
ウチはたまーに瞬間的に使いますが、
 たいがいの場合すぐに下位の「通常」のレイヤーと結合してからアレコレしてます。
  それをおすすめしているわけではありませんが…
 一発掛けで済む用途はとくに思いつかない。

 
 


 
乗算 −濃くする系の代表格−
かけざん です。細かくいうと「掛け算した値を足し算」します。
 チャンネルごとに、当該レイヤーの濃度×下の画像の濃度 が加算されます。
濃度50%の上に濃度50%を乗算で重ねると、50+(0.5 × 0.5)=75% となります。
 適用結果は、元画像に対し必ず濃い方向に行きます。
こんな説明でわかる人は、たぶん元からわかってる人です。。
 ばくぜんと覚えたい人は、
0%重ねても無反応、5%重ねたらちょっぴり濃く、100%なら絶対100%になる
 でいいと思うです。

 
 


 
スクリーン −とりあえず乗算の反対方向と覚えててよいかも−
基本的に緑色に染まる印象をお持ちかと思いますが、それはバスクリンの間違いです。
 こちらは、当該レイヤーの濃度×下の画像の濃度 となります。
50%に50%をスクリーンで重ねると0.5×0.5=0.25=25% となります。
 100%が「1」なので、0〜1同士の掛け算になるため、
  元の濃度より薄くなる方向に向かいます。
印象としては乗算のほぼ真逆ですが、実際は別述の「除算」が乗算の真逆となります。
 重ねたレイヤーの濃度が100%なら無反応、90%でちょっぴり薄く、0%なら絶対0%になる
という感じです。

 
 


 
比較(暗)&比較(明) −ものぐさ&微調整の二面性−
チャンネルごとに、元画像より濃い部分または薄い部分だけが生かされます。
 ベタ塗りや類似テクスチャを重ねて、コントラストをフラットにしたい時わりかし有効。
一定濃度の足切りに使うことも。
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色相 −色相は色相−
重ねたレイヤーの色相だけを反映します。
効果的に使うにはちょっとだけ難しい。すこしHSB慣れが必要かも。
CMYKとは折り合いわるいです。
↓Mグラデーションの0%以外の箇所すべて反応しました

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彩度 −あざやかさ…?−

彩度だけ反映します。
CMYKの場合、CMYの3チャンネルの濃度差が少ないところがグレーに寄ります。

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カラー −昔は「色相と彩度」だった−

色相と彩度、つまり輝度(明度)以外を反映します。
モノクロ写真に彩色して遊ぶ時はコレを使え、と大昔になんかの雑誌で読みましたが…
おもしろくはなったけど、ほんとっぽくはならなかった。
上の色相と彩度の画像がわざとらしく合わさりました。

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輝度 −昔、キドカラーというTVがあった気がする−
輝度(明度)だけを反映します。この中では一番多く使っているかも。
必然的に、彩度の低いところはグレーが出てきます。

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焼き込みカラー −暗室のようにはなかなか…−
チャンネルごとに濃度が上がります。乗ったレイヤーの濃度が高いほど濃くなります、
と書くと当たり前に見えるかも知れませんが。。
元から薄いところにはちょっぴりしか濃くなりません。
下画像濃度×100÷(100-上画像濃度)
という式らしい。※RGBでは覆い焼きカラーの計算式となります
こちらを参考にさせていただきました。こういう所を探していた。
ActionScript入門Wiki – ブレンドモード(アルゴリズム編)
で、結果としてコントラストが強まる傾向にあります。
下の画像と上の画像の濃度の合計が100以上(CMYKまたはグレースケール時)で飽和します。
80%の部分に焼き込みカラーで100%にするには20%以上あればよい、という意味。

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焼き込みカラー(リニア) −たしざん!−
普通の焼き込みカラーとの大きな違いは、こちらは完全に濃度を加算します。足し算です。
かかり方はむしろ乗算の方に近いかも。※RGBの場合はもちろん引き算
平網を重ねた場合、全域が均等に濃度増加します。そこがリニア(Liner)。
もうライナーと発音・表記したいんですけど…リニアって何語?

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覆い焼きカラー −伊藤園−
焼き込みカラーの真逆。
100−((100−下画像濃度)×100÷上画像解像度)
という式らしい。※RGBでは焼き込みカラーの計算式となります

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覆い焼きカラー(リニア)-加算 −ひきざん!−
加算とあるがCMYK脳では引き算。ややこしくしてしまい、すみません。。
もう純粋な引き算。

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以下次号ミ☆(黄昏流星群)
もとい、順次追記します。

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Photoshop:チャンネルミキサー使ってますか〜RGB編〜

 

と続き、こんどRGBです。

当初はコレだけをやる予定だったんですが。
が、正直、Camera RAWで直した方が百倍ラクだし、トーンの破綻も起きません。
ので、あくまでチャンネルミキサーでできることの紹介と割り切っていただければ、
というスタンスを取らざるを得ません。
ひどい写真をよこされた時、無理にチャンネルミキサーに持ち込む必要はないのわよ、
という事だけ念頭に置いていただければ。なんでも便利な物を使うのがいいです。

つまり、言いにくいんですが、あのー、もはや余興以外の何者でもないですw

色かぶりしたRGBをチャンネルミキサーで

簡潔に。
色かぶりしたRGB画像は、いずれかのチャンネルのコントラストがほとんど死んでいる状態です。
無理に濃度を上げ下げしてみても、もう飛んじゃってる箇所、潰れちゃってる箇所は
どうにもなりません。それを他のチャンネルのコントラストを借りて助ける作業です。

先日の#深夜補正で出たお題。色かぶり、というかまず露出がアンダー。
撮影時のホワイトバランス選択が適切でない系ですね。提供者ひどい人ですねw
菓子折り持って出向き、使用許可をいただいております。

例によってチャンネルを眺める。
どすぐろい。。まるで撮影者の内面を覗いているようだ。

ちょっと3チャンネルともまんべんなく暗いと手が出せないので、
今回は先にそれをどうにかします。
まずシャドウ&ハイライトで暗部を浮かせました。「露光量」でもいいかと。

明るくなった。黄色いんだかミドりいんだか。。
地面と花の状態からみて、グリーン寄りでしょうか。
R版以外はコントラストが平ため。

では、チャンネルミキサーをば。。

RGBの場合はCMYKと違い、チャンネルが1つでも濃度変化すると
画像全体の明るさに強く影響するので、
合計%表示やヒストグラムをを目安にしつつスライダを操作していくといいんでないでしょうか。
欲しいチャンネルを増やしたら他のチャンネルを減らす。場合によっては平行調整。
それでいて色が偏っているようなら合計%を減らしていく。

…みたいな事ゆってますが、実際なんとなくスライダを右往左往させながら
てけとうに追い込んでゆきます。説明できねえよおぉぉぉ
適用値はこんなかんじ。例の#深夜補正タグから元画像拾えるので、
よかったら似せてやってみてはいかがかと。

一発で決める気ではなかったのでそれほどムリはせず、ここまで取りました。
さらば緑内障体験。

ちょっと桜のピンクを意識して出してしまったので中央の要塞のハイライトもピンクに。
これを特定色域の選択で押さえ込んでみた。
白色系:マゼンタ −30%
中間色系:マゼンタ +1%(意味あるんかいな…)
ブラック系:マゼンタ −5%、イエロー +3%
あ、絶対値で。

最後にトーンカーブで全体のコントラストをパキッと。
各チャンネルはいじってません。これ一発だけ。

で、↓この状態でアップしたわけです。いま見ると不満も多いものの。。
地面マダラ模様だし。

どうあれ、この画像がきっかけでチュートリアル要請が出たようなもんなので
そのまま素材にしてしまいましたが。

以上、かなりの尻すぼみな内容となりましたが、
ちょっとでも参考になったでしょうか。。
なりませんね、はいorz
ものぐさせず、色を出したいポイントにカラーサンプラーを打っておくと多少スムースかもしれません。

どうも、おそまつさまー。

 
…と、一旦筆を置いたところで急にカッとなって、元画像からトーンカーブを一発がけしてみた。

 
何のてらいもない調整。
 
…………うわ、けっこう出る。記事自体が破綻したっぽいwww

 
………。
 でも、でも、桜のデテールなんかはチャンネルミキサー経由のほうが出てーる。
  ちょっと安堵。。
 実用段階では、突っ張らないで選択ハニー作ってやってみてください、ということですよね。
  わはは。
 
でーす。
 
 
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Photoshop:チャンネルミキサー使ってますか〜CMYK編〜


というわけで、前回の基礎編からの続きです。
いよいよ実践に入ります。

チャンネルミキサー以外ではできない作業を探す

まず、これです。そうでなければ使い慣れた方法でとっととやるのがいいわけで。
前回ゆった「青い鳥を赤い鳥に」みたいなのをやってみましょうか。
それにつけ、まずは他の調整機能で考えナシにやってみます。
最初に画像を2枚用意します。いじる用と目指す用。
練習段階ではなおさら、実際に見えてマネできるゴールがすぐ脇にあったほうがいいと思います。
同じ商品の色違いを並べて撮影した物とか、いいと思うです。
予算の都合で鳥は用意できませんでした。別にユニクロ推しではありませんが。。

まず、双方の画像のチャンネルサムネイルを熟視。ヒストグラムではなくサムネイル。
色によってチャンネルごとのコントラスト分布というのがあるわけです。
いま、なにげに大事なこと言ってます。

この左のブツだけを選択して、右のブツの色をマネします。
使う機能ごとに選択ハニーの微調整が必要なため、元からつっけんどんに選択してあります。ご了承のほど。

手始めに、トーンカーブで色変えを試みる。
中間濃度だけ動かして済ませようと思ったけど
イエローだけはどうにもならなかったので、シャドウを75%カットしました。
この、死んだオビ=ワン感…

このへんがトーンカーブの限界かと。
うまい人はもっとやれるかもだけど、それでもタカが知れてるので無駄に追い込まず、ここまでにしときます。

次、色相・彩度。
これも明度をいじるうち、暗部が妙な感じになる。経験ないとは言わせないw
単純な操作ではどうしてもK版が抜け切らない。

色相・彩度は、明暗に関しては影響する範囲を操作できないので、ここまで。

次、待ってました特定色域の選択。トーンカーブに次ぐ人気者。
とくに「白色系・中間色系・ブラック系」の3つは、原色系をいじった後のおしりふきにとっても便利。
やりすぎた分をここで整えられちゃう。
相対値・絶対値 のラジオボタンは、その日の気分で(うそだけど、今回は割愛
レッド系、中間色系、ブラック系の3つをいじりました。

どう? いい? いいよね? んじゃチャンネルミキサーいらない? いらないよね?
−完−

……えー、んではチャンネルミキサーではどうアプローチするか、と言いますと
改めてチャンネルをとっくり見比べてみましょう。

双方から、コントラストの似ているチャンネルに目星をつけてみるとする。
右のC版に近いチャンネルはM版。でもシャドウが弱い。
右のM版に近いのもM版。でもシャドウが以下同文(以下同文しない方がラクだったのでは…)。
右のY版に近いのはC版だけど、K版もちょっと捨てがたい。
K版は濃度調整とトビツブレ部分のケアだけなので後で考えます。

で、いざ画像捏造開始。

 ちょっと行ったり来たり面倒ですが、上のチャンネルと適用量を見比べてってもらえれば。
シアン。Mをもりもり入れる。45%入れました。
 マゼンタ。M自身の濃度を落として合わせていきつつ(50%にした)、シャドウを意識してブラックも少しもらう。
少しなどと言いながら100%入れてみたらシャドウをもらいすぎてしまったので少し戻した。
それと手前がM浮きしてきたので、コントラストの平坦化を狙いCを混ぜ、
結局C+30%、M+40%、K+80%にした。
 イエロー。自身は潰れて使い物にならんので10%まで落とした。平行調整−90%でもよかったかも。
CとKを同率で少しづつ混ぜ始め、てきとうにほどよく。どうせY版目立たないw
なんとなく微調整し、C27%、K30%入れました。
 最後にブラック。自身の濃度をただ落としていってもいいが、
シャドウ部分が明るくなっているM版をマイナスにしていくと、いいマスク効果が出(ればいいなあ)
……みたいな感じで、結局Mマイナス5%、K自身を90%に。

これ、結果。

色相・彩度や特定色域とちがい、
K版を置き去りにしてCMY版だけ派手にいじくりまくれるのが、とにかく強みです。
んま、他の補正機能を使ったあとで上にK版だけのレイヤーをブレンドしてやってもいいんだろうけど…

今回は見本を見ながらなので、そこそこ直行で完成に行けましたが、完成図を空想だけに頼ると実際もう少し難儀します。
見本ナシでそれっぽい物を作れるようになるには経験と感覚が必要なのでしょうけども。。
あと、実際にはイエロー版はかなり荒れている事が多いので、
代用が効くようならシアンとマゼンタを多用するとよいです。
逆に、こうして作った写真にどことない違和感を感じたら、イエロー版を意図的にキッタナくしてやるといいです。

いったん小休止しつつ、ひとことまとめると、チャンネルミキサーは
 コントラストの追いつかない部分を他のチャンネルでまかなえる機能
だと思ってていいです。平坦な色をいじるだけなら他の機能でいいんです。
濃淡を出し切れなかったり、濃度差をフラットにし切れなかったりした時に使うとよいです。
最終目的は色調ですが、ただ「色」ではなく、チャンネルのコントラストを念頭に置いて使います(あくまで個人的主観ですが)。
こういう理念にそぐった「カラーの適用」という機能がCSから実装されましたが、
惜しい事にCMYK非対応。いろいろ無理があるのでしょうて。

あ、で、ここまでの知識は20世紀の自分。
ここ1年ぐらい、RGBのかぶり補正にけっこう有用な気がしてて(いや、気のせいである可能性が強いんだが)
そこに例の#深夜補正があって、色のかぶった画像で試すうちにある程度確立した手段として、
ヨソの人にも説明できるぐらいにはなれたかな、と思いはじめたところに、きぼんきぼん言われまして。
「こうしなされ」ではなく「こうしたよ」な内容にはなると思いますが、これは次回でやります。

でーす。

 

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Photoshop:チャンネルミキサー使ってますか〜つまんない基礎編〜

キボンがあったので、Photoshopのチャンネルミキサーの有効な使い方について、
 わかる範囲で能書きたれるとします。どこまでも自己流ですけども。。
個人的な使用歴はかなり長いものの、ずっと直感操作だったため
 レシピやチュートリアルが確立されてなかったんですが、
最近DTPerの画像クラスタ内で静かに盛り上がっている#深夜補正の影響で
 RAWいじりほどではないにせよ、RGBの色かぶりにけっこう威力を発揮できる事がわかったので、
自分の脳内整理も込めて「誰でもわかる系の記事」としてまとめておきます。
 実際CMYKでしか使わないもんだと思ってたわけで。。

チャンネルミキサーについて

文字通り、チャンネルをミックスする機能なんですが、
 図で表すと、だいたいこんなかんじ。

はい、ありがとうございました

…………。

まず、一朝一夕系のリファレンスブックにはまず相手にされない機能でありまして。
 使いどころが限られる上に直感的でないためなのだと思います。やけに難しい物として扱われている。
ほとんどの場合はトーンカーブやレベル補正で全体の明るさを調整し、色味を整えーの、
 その上で特定色域の選択や色相・彩度で各色を追い込みーの。
10年も前にはなかった機能である露光量、レンズフィルタ、
 シャドウ&ハイライトなども強力に便利ですし。
最近では根幹からの調整にはCamera RAWで編集するのが
 主流になりつつあるような気もしてきてます。
ここまでで補正が追いつかない場合は
 部分ごと選択ハニーを作成して更に追い込むのでしょう。

チャンネルミキサーは、撮影した被写体の色を写真上で忠実に再現する目的での
 一連の工程には、まずまんべんなく使われません
仮に「使い方本」でチャンネルミキサーについて解説が載っていたとしても、
「青い鳥を赤い鳥にしちゃおうぜー」とか、
たぶんそういう用途で説明してるのでは、と想像しています。
 でも、いじり方、かかり方がおぼついていればマトモな用途にも使えるっぽいです。
ここではそれを目指してダラダラ解説しようと思います。

たまに遭遇するPhotoshopな人とたまたまチャンネルミキサー談義になった時、
 どーも話が食い違う感がある自分ですが、はたして。。

で、twitter上で「チャンネルミキサーについてぐぐったけどさっぱり頭に入らない」
 とのつぶやきを見かけ、さっき実際にぐぐってみたところ、
  さっぱり頭に入りませんでした。。 orz
 わかったのは、「モノクロ」にチェック入れてしか使っていない人が世の大部分らしい、ということ。
 モノクロ調にするなら、それ専用の「白黒」を使いましょう。CS3から使えますから。
  まーその、CMYKを扱わない人自体が大部分なのだからして。仕方ない話なんでしょうけど。
 あまりにももったいない話です。
上述中の「青い鳥を赤い鳥にしちゃおうぜー」はホントに勝手な想像で書いたんですが、
 このぶんだと多分ハズレですやね。期待しすぎかも。
  「カラー写真をカッコいいモノクロ調にしちゃおうぜー」が関の山かもな。。
 その上で、Rチャンネルだけでいいじゃん、として赤いシャツをすすけたグレーにしちゃってるサイトも見つけてしまいました。

基本的な操作と挙動

ちょっと長いですが、つまんない説明から。公式ヘルプでもマトモに扱われていないようなので、いちおう。
 サンプルはシアン0%→100%のグラデーション。
4箇所にカラーサンプラーを打ちました。

ちなみに、手元で同じ物を作って試してみたいんだぜ、という場合、
 グラデーションエディタの「滑らかさ」を0にして下さい。
デフォルトの100だと見た目の滑らかさを優先しまくるため、リニアなグラデーションが作れません。
 これは電気ギターのポットのAカーブとBカーブみたいな物です。

チャンネルミキサーを開きます。
 スライダがいっぱいあるところがミキサーっぽくてよろしい^
各スライダは前後200%まで動きます。
 手始めに、出力先:シアンのソースチャンネルの、シアンを100%→50%にしてみる。

  と、こうなる。

トーンカーブでコレやった時と同じです。

次に、いちばん下にある平行調整を+50してみます。

全域50%上がります。

トーンカーブでコレやった時と同じです。

単一チャンネルでやれるのは、ここまで。
 次は、マゼンタのグラデーションを追加しました。

これを乗算にした物を用いて、つまんない説明をもう少しだけ。
 カラーサンプラーは全て天地センターなのでM50を指しています。

出力先:シアン
 の、シアンを0%に、マゼンタを100%に。
出力先:マゼンタ
 の、マゼンタを0%に、シアンを100%に。




とすると、CとMが完全に入れ替わるわけです。

ここまでは自分でいじってるうちにわかるんでしょうけども。。
 じゃあ省略しろよって? ええ、まあ、はい。
ここからちょっと複雑になっていきます。

出力先:シアン
 の、シアンは100%のまま、マゼンタを50%に。平行調整を−30%




シアンチャンネルだけを表示して確認。

どうでしょう。
 各カラーサンプラーは、マゼンタ50%の地点に打っていたので50%を50%、
つまり元のシアンに25%ずつ加算され、平行調整−30%ぶん減算され、さしひきそれぞれ−5%。
 ただ網はマイナス値にはならないので、0%はそのまま。というわけ。

グラデーションが妙な角度なのは、水平グラデと垂直グラデを掛け合わせれば45度のグラデ、
 ただし掛け合わせが50%なので角度も半分の22.5度。そういう勘定です。

操作と挙動の説明は以上となります。
 つまんなかったですねー。。
ここまで、ご理解のほうよろしいでしょうか。

次回ようやくの実践編、
 まずはCMYKで少しやります。
  RGBはそのあと。
一旦区切ります。おそまつさまでした。

でーす。

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