InDesign:ことえりすと各位


MacOSX10.9がリリースされましたが…
 職場ではまだまだ古いアプリケーションに対応せねばならず、10.6.8のままです。
本記事も10.6.8で動作検証を行っております。
 (ちなみに自宅は自宅で金銭的事情で10.7.5のままです)

2012年2月の記事

これ、とっくに解決したと思って、1年もしたらまるっと忘れてて、
 今年の3月頃からまた同様の現象に悩まされておりました。
●とめどなく半角スペースが入力され続ける
●数分間ほど操作を受け付けない

という2種の現象が、InDesignCS6に限り起動直後にたまに起こっては強制終了とかしてました。
 脳が老化している。。

その前回記事では、手元が狂ってうっかり「shift+『かな』」を押した時に、
 そのキーボードショートカットが割り当てられている「入力ソース:カタカナ」が
システム環境設定>言語とテキスト>ことえり 内でオフになっている場合に
 半角スペース自動大量生産が起こる、と判明し、
カタカナにチェックを入れることで無事解決し、ついでに「option+『かな』」のアイヌ語も
 ついでにチェック入れてしまえ、と結んだのでした。

「全角英字」と「半角カタカナ」が置き去りでした。。

がちゃがちゃとアレコレ押してみてわかったのは、
 「control+『英字』」で全角英字になる、ということ。
半角カタカナは見付けられませんでした。

でも、メニューバーから入力ソースを見ると別シリーズのショートカットが見えますよね。
 ということで、システム環境設定で半角カタカナを一旦オフにして、
InDesign上で半角カタカナのショートカット control+shift+;
 を試してみたところ、不具合は起きず。
念のため、今度は全角英字をオフにして、同様に control+shift+L
 を試してみたところ、ここでやっぱり操作不能に。
  でも、何かあってからでは遅いので怖いので、全部チェック入れておきましょうね。

わかったところだけですがショートカット図置いておきます



でーす。

InDesign:文字組みアキ量設定の保存・読み込みにわざわざスクリプトを使う


文字組み設定をいくつか用途別にストックしていたとして、いくつか面倒があります。自分には。


・媒体がドキュメントだと汎用性を持たせるためになるべく下位バージョンで保存しなければいけない。


 CS4で保存した文字組み設定をCS2で使いたい場合のご苦労はおわかりと思います。


 ※バージョンをまたいだ場合に何らかの差異が生じる可能性は…あるんですっけ。調べていません


・ドキュメントから読み込んだ際、必要のない文字組み設定もいっぺんに読み込まれる


 そして削除はリストから選択して一つずつぽちぽち。


・バッカップ容量の問題


 んま、せいぜい1MBちょいだと思いますが…


で、文字組み設定の保存・読み込みをスクリプトでやっちまおうという試み。


 実際にはけっこう前から運用しておりますが。。




id_mojikumiSaver.jsx


文字組みアキ量設定保存用


id_mojikumiLoader.jsx


文字組みアキ量設定読み込み用


いずれもInDesignCS3、CS4、CS6 MacOSX10.6.8で動作確認済み




前面ドキュメントのドキュメントデフォルト(未選択状態で段落パネルに見えている文字組み設定)


 の内容をテキストファイルとして書き出します。1つずつになります。

保存時はrootディレクトリに保存します。

読み込み時は保存場所を訊いてくるので教えてあげてください。
 ニセファイルを掴まされた時は素直に信じて自爆します。
テキストファイル名は文字組みアキ量設定の名称をそのまま使います。
 Macの場合はファイル名の濁音・半濁音・2バイト記号類がいい具合に化けます。
読み込み時、既に同名の設定がいた場合は…試してません。試しません。

これで、必要な物のみ1個単位で読み込めます。バッカップ容量も4KBほど。
 CCで作ってCSに渡すことも容易。
元になる文字組みアキ量設定の名称と内容が同じであれば不具合は起きないはず。。たぶん。

ですー。