おうん…おうごんひ

組版・出力オペレーターでなくなってから2年経ちます。
もう文字組みのこと半分忘れてます。
現在は純度100%の制作オペレーターなんですが、会社の名刺にはデザイナーと書かれてしまっています。
そして、日々ダサい物を量産しております。
このままではいかん。でもこのトシからどうにもならん。でも少しでもなんとかしないと。

そんな折、ひどぐち先生のご著書を入手しまして
161024

もりもりっと読み進めてたんですが、ものの30ページもいかず読む手が止まっちまいまして。
というのも、P.26で記載された黄金比・白銀比にピピンと来てしまったもので。
黄金比しゅごい。

今までなんとなーくの比率で分けてたものを、もうちょっと意識してみようかな、と思いました。
というわけでスクリプト書きました(なぜそうなる)。


ai_goldenRatioMaker.jsx

MacOSX 10.9.5 IllustratorCS6で動作確認。
動かない環境の方は泣いて我慢しましょう。


 

あそびかた

なにか単一のオブジェクトを選択しといてください。
単一のグループも単一オブジェクトと見なします。
ここはひとつ、長方形などが望ましいです。
ていうか長方形がいいです。
むしろ長方形じゃないとだめかもです。実際なんでもいいです。
161024a

スクリプトを実行すると、なんかかわいいのが出ます。
※現状、このあと単一オブジェクトの選択ハニーがないと動きません。
161024b

何もいじらず、そのままPleaseボタン(リターンキーでも可)を押してみると
オブジェクトの縦横サイズが黄金比になります。
やったー。
(図中のガイド線およびサイズ比の数字は目安に置いたもので実際は生成されません)
161024c

各コントロールの大まかな説明。
下半分は「黄金比」⇔「黄金分割」によって表示が切り替わります。
「黄金分割」で、任意方向にオブジェクトを分割します。
「間隔」はミリメートル限定ですが分割時にアキを入れれれます。
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たとえば、
・白銀比 ・白銀分割 ・間隔:3mm
・狭/広 ・ヨコに
としてプリーズするとこのように。
黄金比リサイズ後であれば、間隔が0mmだと片方は正方形になる勘定です。
161024e

たぶん、いつか、なんかの役に立つ気がしないでもないです。
たぶんたぶん。

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「shag」のこと

えー、長く携わっておきながら自分のblogでは一切触れていなかった「shag」について、
現状とこれからのことをお話します。

「shag」計画は、中綴千頁さん作「仕上げ屋」を原型とする模倣品を制作とする物でした。
当時、本家のほうはInDesignのバージョン対応を兼ねた新バージョンがリリース目前、調整中といった様子のまま長らく動きを見せておらず、主要機能の模造を依頼されたときは業界の需要を感じ、なんとかかんとか形にしてリリースしました。
これがshagバージョン0.46です。

このあと、幾人かの開発協力を得てshagは機能を増やし、精度と信頼性を上げていきました。
当時のウチはコレを実務で大いに活用していたので、有用と思われる機能の発案はとどめるところを知らず。できるかできないかは後で考えるといった体で次第にパレットは肥大化していきました。ハリボテですけど。
それでいて操作性はそれなりのわかりやすさであったと自負していますが…
作り始めた当初、ここまで巨大なスクリプトになるとは思わず、ついついダラッとした設計をしてしまい、後でものすごく苦しむ事になりましたが。

といった流れでみちみちと完成に近付いていってたのですが。
が。
2014年夏、身辺に変化が起こりました。転職というやつです。
これにより、実務での実用・テストの機会を失いました。
加えて、アイドル歌手という職業に於けるタイトなスケジュール管理の下での開発時間捻出は非常に困難となりました。
ウチだけでなく主要開発陣についても同様の変化があったようです。
みんな忙しすぎて身動きが取れないのです。仕事の単価は下がる一方です。

そうしてほぼ2年が過ぎまして。
フリー版としてリリースした物に含まれていない機能は2つ。
処理範囲指定とフィルタリング。
処理範囲指定は完成しております。
画像の種類でふるい分けするフィルタリング機能は、脳内では完成しておりましたが手つかずに終わりました。
拙作「SelectionExpander.jsx」のソースを応用すれば雑作もない事ではあったのですが。

以上で「shag」計画はひとまずの区切りをつける形となりました。

今後のこと

正直なところ、当時の自分が書いたコードを今の自分が見て思った事は
「ぜんぜんわからん」、「ぐちゃぐちゃだなあ」、「見たくないなあ」です。
しかし根幹から書き直す時間的余裕はありません。
今後ですが、
・実装予定で結局実装しなかった機能のコントロールを削除(トルツメ)
・いずれ公開しようとしていたPro版にのみ搭載していた機能(ページ範囲指定など)を有効化
を整えた物を最終版として公開、以後はサポート作業のみ
という事で開発陣一同、手打ちとなりました。
それへの着手もいつになるかさっぱり見えないのですが。。

以上、さえない状況報告でした。

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