InDesign:自動カーニング値を実数化(したくないけど)する

入稿データの、まあタイトルとかならまだいいんだけど

 見出しの類に、各文字間にいちいち手動のカーニングが入ってて閉口する事が多い。
もうちょっと他にやりようはないんですか、と言いたい(言ってる)。

それはそれでそういうデータが来てしまったんだからしょうがないとして、
 元の制作者はホントに考えぬいて1文字1文字カーニング入れてるんだろうか、にしては1ケタからのハンパな数字が多い。
さては詰め関係でよくわからん便利ぶったツールが出回ってるのでは、と検索するんですが全然出ない。
 そりゃそうだろうけど…

で、まずは自動で詰まったカーニング値を実数化してみよう、と。
 A\V : 欄に見える数字を挟むカッコを取ってやろう、と試したところ、
これが思った以上に手間。挿入点が選択されていないとkerningValueを拾えない。

で、こうなった。


var doc=app.activeDocument;
var sel=doc.selection[0];
if(“insertionPoints” in sel){
for(i=1; i<sel.characters.length; i++){
doc.selection=sel.insertionPoints[i];
sel.insertionPoints[i].kerningValue=doc.selection[0].kerningValue;
}
doc.selection=sel;
}

別にやる必要もないしやりたくもない事をやってみて、手間取ったけどできたよやったー、
 というだけですが。。誰の役にも立たない自信だけはある。
POT2.0公開への布石でもありますが。


追記

大事な事が抜けてましたよ。。
「見出し入る見出し入る」とか「この文字はダミーですこの文字はダミーです」とかの
ダミー文字に手動カーニングがびーっしり入っているわけです。
なんの冗談ですか。

4 thoughts on “InDesign:自動カーニング値を実数化(したくないけど)する

  1. 記事タイトルは「さあ、お前の詰を数えろ」にしとくべきだった、と今さら

  2. あ、nextItem()とかって、こういう時にわざとらしく使うべきだったのでは。

  3. ありがとうございます。すごく役に立ちました!

  4. ご報告ありがとうございます。 大いに励みになります^
    こんな事書いてたの、すっかり忘れてました。。
    もうちょっと便利に書き直してみたい(忙)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*