お問い合わせがあり、POT2はタグ付きテキストをアレできないものか、と。
いやもう全然思いつきませんでした。
POTはテキストファイルの内容を段落ごとにぽんぽこ流し込むもの。
タグ付きテキストはファイル単位で扱う物。似てるようでけっこう違うです。
でも、タグ付きテキストファイルを部分的に使えるならそれはそれで便利でしょう。
。。たぶん。
でも、アプリケーションの機能として機能を機能させるには、ファイル読み込みが必須っぽかったので、
POTに読み込んだ後、適用範囲だけどこかのディレクトリにテキストファイルとして一時的に保存した物をわざわざ読みに行く…のはあまりにもあんまりなので自重。
で、結局タグを判別して受けタグで囲まれた文字に該当のスタイルを当てればいーんでしょー、
と、ひじょうに短絡的に考えて、ひとまず段落スタイルと文字スタイルの分だけ作ってみました。
いちおうPOTの連動用に使う気でいます。
id_recomposeTaggedText_a.jsx
InDesignCS3、CS4(MacOS10.6.8)で動作確認
この状態で開始。
ここから最初にエンコーディング、バージョン、言語、の3つのタグは何も考えず捨てられます。テスト段階仕様です。
あればあったで無条件削除、なければないで処理続行します。
スタイル定義(作成)部分は事前にごっそり削除しておきます。
且つ、現段階ではドキュメントには必要なスタイルが定義済みである必要があります。
最初に普通にタグ付きテキストを配置しておき、一旦手動でテキスト削除した物、という事になります。
めんどくさいですね。。
残されたタグのうち、段落スタイル(<parastyle:hoge>, <pstyle:hoge>)と
文字スタイル(<charstyle:hoge>, <cstyle:hoge>)を、内部的にはとってもみっともない方法で探し、コロン以降の文字列にマッチしたスタイルを適用します。
文字スタイルは受けのタグ(<charstyle:>, <cstyle:>)がなければ段落の最後まで適用します。
こういうツクリの都合上、現状ではS-JISエンコーディングでは動作しません。。
手元の環境では、エンコーディングはUNICODE(UTF16-BE)、改行コードCRでテストしています。
実行結果
反響があればバグフィクスはしますが、特殊キャラクター対応などは微妙なところです。こっぴどい作業量になりそうなので。
なので現状、関数もこしらえておりません。。
でーす。