InDesign:単位ごとにshiftキーの増減量がちがうの知らなかったのでまとめました(2026)

どうもどうもどうも。
先日、やっとこさUXPプラグインTambolessをリリースする際、アイコンの不備だかなんだかで3度もリジェクトくらいまして。4度目を提出したものの既にもう諦めムードで。
その審査の待ち期間にヒマを持て余して新機能を実装してしまい、いろいろ迷ってる間にまさかの審査通過。
だもんで、とりあえずの形で公開したんでした。

で、用意しておいた新バージョンをすぐさま提出しようと、新機能にまつわるスクショを作成してて、「グローバルな人気者にしたいので単位も海外スタンダードなやつにしよっと」って環境設定を変更したとたん、驚きの…いや、単に不勉強なせいで、予想外の挙動をしたんでした。


InDesignの変形パネルに的を絞っての話ですが、
・値のフィールド内で↑/↓キーを押すと自然数に繰り上げ/繰り下げしながら増減
・shiftキーを押しながら↑/↓キーを押すと10の倍数に繰り上げ/繰り下げしながら増減
だと思ってました。…思い込んでました。

よくよく思えば、文字まわりで級だの歯だのは5の倍数に増減してんじゃんよ、と気づいたのはそのあと。

せっかくなので2026バージョンで全ての単位を検証して表にまとめました。
一緒に驚いてくれるとうれしい。不勉強は自分だけじゃなかったんだって安心したいw
くわしい方、不備があればお知らせいただけるとありがたいです。

名称 英語版の名称 表記 スナップ

shiftキー併用時のスナップ

自分のための備考
ポイント Points 1 pt 1 10  
パイカ Picas 0p1 0p1 1p0 0p1は1pt、0p12で1p0へ繰り上げ、6p0(72pt)で1 inch
インチ Inches 1 in 1/16 1/4  
デシマルインチ Inches Decimal 1 in 1/16 1/4 使用上、インチと差分なし(どなたか教えてください)
ミリメートル Millimeters 1 mm 1 10  
センチメートル Centimeters 1 cm 1 10  
シセロ Ciceros 0c1 0c3 1c0 0c12で1c0へ繰り上げ。ヨーロッパの文字組版で使用されるらしい
アゲート Agates 1 ag 1 10 新聞の出版に使われる単位(知らない…)
ピクセル Pixels 1 px 1 10  
Ha 1 H 1 5  
アメリカ式ポイント point 1 ap 1 10  
U U 1 u 1 8 新聞の出版に使われる単位(知らない…)
Bai 1 bai 1 5 新聞の出版に使われる単位(知らない…)
ミルス Mils 1 mils 1 5 1/1000 inch
カスタム Custom 1 pt 1 10 ポイントと同じ。定規の目盛り間隔をカスタマイズ可能

どうでしょう。ふだん仕事で使う単位しか用事がないので、とくにインチが1/16ごとに増減するのとか、ほんと意外でした。シセロも0.3ずつなんだなあ。
↑/↓キー押しても小数が見えてしまい、肝が凍えましたわ。

それと、末尾の「カスタム」についても以前一回調べて把握してたんですが今回きっぱり忘れてました。
基本はポイントと同じで、定規の間隔だけが変わるんですわこれ。

Tamboless 1.0.0では、「10倍は大げさだよう」と自分本位にshiftキーで±5 と仕様を定めたんですが、
上記のように全部が全部±10ではないとわかった今、次のバージョンではほぼ完全に標準仕様を踏襲する予定です。
がんばれチャピー(チャピーかよ、とか言わない)。

One thought on “InDesign:単位ごとにshiftキーの増減量がちがうの知らなかったのでまとめました(2026)

  1. […] 先日さんざん調べたアレが生きています。とくにパイカとシセロの実装で歯が何本か抜けました。 […]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*