今まで書いたスクリプトの中で今でも使えそうなやつを大まかに紹介するだけ

この記事はDTP Advent Calendar 2019の最後を飾るやつということになります。去年もなんにゃらかんにゃらで大トリを務めさせていただきました(補助席で)が…
むろん、超絶バチクソ気合の入った内容となっております。
(などとのたまうとなぜかブラフに捉えられる損なキャラ位置に置かれているんですが…ご想像の通りです)
今年いろいろありすぎてロクに更新してなかったなあ!

えーここ数年,気を抜くとInDesignの事ばっかりやってしまうと思いつつ,いつでもその時の自分の業務に直結した物しかやってないので、そこはまあ致し方なし。
折しも、自分がそこそこのスクリプトを作り始めてからちょうどほぼ10年ぐらいなので、総括…とまではいかないけど、今でも汎用性が高くて便利だなーって思えるものを独断でピッカップして、新規の使用例を交えて紹介してみます。順不同で。
本記事の概要だけ書くと非常に地味だけど、じっさい大変よこれ大変あるよ時間かかたよ。
量が量だけに、作例がテスト本意で実務とはほど遠い内容なのはご容赦を。
何が言いたいかというと、ビバビバ俺様ビバ俺様、ということです。ぜいたくをいいたいです。
スクリプト案件お待ちしております。堅牢性は最低限ですが発想力には事欠きません。


InDesign

Munchkin

マンチカン。正規表現ちょっとでもわかる人向け。
標準機能の検索でつかまえた文字列それぞれに対応した置換ができるツール。
目玉機能は数字を数値と捉えての増減置換。ヨロズ置換でマンチカン。イェーイ。ニャー。
※動画中の正規表現しくじってました。動作上は問題ないんですが
^([\d+])は ^(\d+)でOK,[㈪-㈰] は ㈪-㈰ でOKでした。録り直す元気はないw

以下、見づらい動画はYoutube上でオリジナルサイズでどうぞ。

PlaceOptionalText_2.2

※有償提供となっております
テキスト原稿をエディタからレイアウト上へ何度も何度もちまちまコピペする仕事の人向け。
専用パレットでぽんぽんとラクーに配置できます。地味に売れ続けててありがたいです。

IFA_id_1.40

※有償提供となっております
集版オペレーター向け。ドキュメント上のアタリ画像をトリミングの合わない実画像に差し替える補助ツール。Photoshopを併用します。
画像差し替え作業をやる人すべてに使ってほしい。そしておかねもちになりたい。
10年前、いちばん最初に書いたスクリプトはコレの原型。あまりにもハードルが高すぎた。

SelectionFilter

Illustratorの選択メニューに似た物を目指して作ったやつ。
選択と選択解除ができる。

SelectionExpander

ターゲットにしたオブジェクトと共通の属性をもつオブジェクトを一括選択するやつ。
たまにべんり。

id_distribute_!!_0mm

等間隔整列のパラメータ(間隔値)をスクリプトのファイル名にしておくだけでそれ専用として働く。
よく使う値のぶんだけスクリプトファイルを複製して使う。
トリミングをしくじっているので心の眼で見ましょう。

タブまとめて打つやつ

任意の挿入点から座標値を取得して、選択した段落群にまとめてタブストップを作成できる。
ウチ自身の2019年中の使用頻度はマンチカンと並びトップクラスでした。

JustificationSwitcher_id

テキストの位置はOKなのに揃え方向が残念なやつを直すもの。
これを機能縮小したIllustrator版ばっかり有名になってしまったけど、こっちが多機能なオリジナル。

gyogyomojier

CC2014まで対応のエクステンション(CC2015以降はCEP版開発までおまちください)
ギョギョモジャー(名前を付け直したい…)。テキストの行送り値を取り込み、カーソルキー移動量にセット。
そしてオブジェクトをリサイズ。
目分量で作られたレイアウトにとても便利。


Photoshop

opacity_Enhancer

Photoshopでピクセルの不透明度を100%に上げきるやつ。
自画自賛してやまないやつ。


Illustrator

ai_artboard_fitter

「アートボードをオブジェクトに合わせる」を上だけとか右以外とか部分的にできるやつ。
マスク内オブジェクトの形状も影響しちゃう残念仕様。その上でも用途は広い。

ai_trimMarkToArea

実体化したトンボをもとにアートボードを作ったり直したりするやつ。
これの出番がなくなる時代がくることを願ってやまんです。


その他

msByESTK

ExtendScriptが実行できる環境(Photoshop、Illustrator、InDesign、etc.)
で遊べるマインスイーパー。別途アイコンデータのダウンロードが必要。仕事中にぜひどうぞ(だめです)。
※空白地帯周辺のオープンに斜めが含まれていない(Windows版の動きに合っていない)と、あるふぁさんよりご報告があり、あるふぁさんが直してくれましたw 2019.12.25.15:55 再ダウンロードの上、上書きしてくださいまし。


んーな感じですね。作る側も見る側もダルいですねw
では、よいお年をー。

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InDesign:段落群に定位置のタブストップを追加するやつ

ひとかたまりの段落群にまとめてタブストップを追加するスクリプトを書きました。
みんなで使いましょう。
場面ごとにタブ位置が異なり、段落スタイルではいちいち設定しきれない、する意味がない、
みたいなやつに便利かと思います。


id_addTabStopLump.jsx

CS6で動作確認。たぶんCS3以降全部でいけます。
2019.02.28.16:20 ver_c CC2015以降でラジオボタンのテキストが見えない問題を修正
2019.09.04 ver_d 座標取り込みボタンを増設。先頭挿入点および中心(先頭と末尾の平均)で取り込み可能に


あそびかた

実行すると、なんかかわいいのが出ます。

タブ位置はパレット中央の入力欄にダイレクト入力してもいいですが、
位置取り込みボタンで、現在の挿入点の位置をキャプれます。 選択テキストから座標をキャプります。
思ったよりはんぱな小数が入りますが、そんなの気にしてたら今日も帰れませんよあなた。

手入力の際は単位も書き込んで可ですが、フィールド内計算式は非対応。
あとで自己理由で対応するかも。

揃え方向、リーダー文字、揃え文字は任意に変更してください。
リーダー文字は空欄にしてもOKですが、揃え文字はタブストップに必須となるので、
仮に揃え文字を空欄にした場合は「.」(半角ピリオド)が強制的に入ります。
その際、パレット上の揃え文字欄にも半角ピリが入ります。おせっかい。

で、タブストップを追加したい段落群を選択して、プリーズボタンをドン。
(タブストップを追加するだけの物なので段落テキスト内のタブ文字入力などは各自でやってください)

やったー。
という感じです。ラクだなあ。ああよかったなあ。

 

セル群を選択してプリーズした際は、内容の段落群ぜんぶいっぺんにアレします。
対象がセルの場合は組み方向は識別しないので自己責任でどうぞ。


ver_dより、取り込みボタンが以下のようになりました。

先頭挿入点:選択テキストの先頭の挿入点座標を取得
左右中央: 選択テキストの先頭と末尾それぞれの挿入点座標の中間点を取得

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InDesign:マンチカン更新 v1.16

アドベント・カレンダーっていうんですか。
カレンダー通りにみんなでかわりばんこになんかアップするやつ。
…という認識で合ってますか。

DTP Advent Calendar 2018というのやるので、それ用に用意するつもりだったんですが、出し物として成立するのを確認してからエントリーしようと思ってるうちにカレンダー埋まっちゃいましたねえw
どーすんだこれww

と、クチにユビ4本くわえてアワワワしてたら,のえるさんの粋な計らいで特別枠を用意していただきました。
ありがたーい。
果たしてトリが務まるのかどうかですけども。


えー本題。
春頃に公開したマンチカンというやつ。
いずれ、(日)(月)…にも対応しなきゃなあとは思っておりますがw
文中の数字を増減したり別種の数字にしたりと、さぞ世界中で大暴れしてくれるかと思ったんですが
(実際のところ正規表現ありきなのでエンドユーザーへの浸透度は推して知るべしなんですが)

行頭の「1)」の2字を「①」1字に置換したい時、なんてのが自分需要でものすごく高くて、
そのくせそんな時こいつ役立たずで。
検索結果が数字だけで構成されていないと動作しない、というハードルを設置していたせいでした。


というわけで、安易にして強力なチェックボックスを増設しました。
設置場所もうちょっとなんとかしたかったものの。

 

チェックが入っていれば、演算の冒頭で ↓ 非常に乱暴な正規表現置換をかちこむようにしました。
val.replace(/[^0-90-9Ⅰ-Ⅸⅰ-ⅸ①-⑳⑴-⒇〇一二三四五六七八九]/g, “”);

カッコで括られた数字、検索置換用に独自のタグでマーキングしておいた箇所、
など、とっぱらってしまいたいオマケ文字を、いい感じにうりゃうりゃできるようになりましたよっ
いや、初回リリースの状態ではできなかったんですよねこれが。ものぐさで。
左のテキストフレームが置換前、右が置換後。

次の課題は、「追加文字列」欄でメタ文字を扱えるようにゼヒ…

あ、で、問題なんですが、いつものスクリプト置き場がはてブのアカウント絡みでログインできず、
すみませんが配布ちょっとまっててくださいっていうw

こんなオチですみませんねえ。

kamisetoさんのご尽力で更新でけました。いつもありがとうございますー。
というわけでダウンロード先は前回と同様ですが、どうぞどうぞ。

Munchkin 1.16.jsx

あーよかった。あーよかった。

 

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InDesign:段落スタイル各々の親を晒すやつ

他者がこしらえたドキュメントをさわるにあたり、スタイルを編集する必要が出てきたとき、
目先の段落スタイルをいじったら、ぜんぜん関係なさそうな段落にまで影響しちゃうことがありまして。
直したスタイルが実は他の段落スタイルの基準だった、というやつですね。。
正規表現スタイルなどは特にで、大部分が共通してるからという気持ちもわかるんだけど、作ったあとは基準を[段落スタイルなし]にするなどのケアをケアしといてほしいんだよなあ…

といったボヤキは製作者にもデータにも届かないので、がんばるしかない。
その補助用にスクリプト書きました。


id_viewParaStyleBasedOn.jsx

MacOS 10.10.5 CS6 で動作確認済み
わりとどの環境でもたぶん動くかと。


あそびかた

ドキュメントが開かれた状態で実行すると、
新規ドキュメントに表が作成されます。たったそれだけ。

前面ドキュメントの段落スタイルパネルのようす

実行結果

段落スタイルパネルグループの中身はスペース4個のてきとうインデントで表現してます。
グループ内にグループがあれば、されにてきとうインデントがかかります。
これを参考にして、全体の親になっているスタイルを特定したり、スタイルの親子関係を整えたりできるなあっていう。

やや残念な仕様として、段落スタイルパネル上での並び順はそのままでは再現されません。
上から順に、スタイルがひととおり、そのあとにグループがひととおり、という並びになります。
がまんしましょう。

もうひとつの残念仕様が、右列の基準スタイルは、スタイル名しか教えてあげてません。
その段落スタイルがどの段落スタイルグループに属するのかまで一応わかるんですが、表示がムダに煩雑になるため今回は割愛しました。
なので、みなさんは別々の階層に同じ名前の段落スタイルが存在しているような気持ちわるいデータ作りをしないように心がけましょう。
もしそういうデータを預かってしまったなら、一緒に泣きましょう。

でーす

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