InDesign:PDF_CropViewerだいじな修正

PDF_CropViewer修正

配置済みPDFが何クロップよ、とか
アプリケーションの配置オプションが何クロップよ、とか
何クロップに変えてえんだけどなあ、とか
いうのに作ったPDF_CropViewer.jsx(前回の説明ページ)でしたが、
いき親分より、とんだご指摘がありまして。
再配置したとき、指定ページがすっ飛んで先頭ページが配置されてしまうので直せ、と。
ごもっとも、ごもっとも。
自分ではaiファイルしかほとんど扱わなかったので、とんだ盲点でした。

で、改めてPDF配置時の読み込みオプションを眺めたら、
その他にも、
・「背景を透明に」チェック
・レイヤー表示のオンオフ
・リンクの更新オプション
など、まったく無頓着だった事に気付かされた次第。
再配置したら、最後に設定した読み込みオプションをそのまま使ってしまうんですね。
そんでレイヤーは全部表示される。
PDFやai形式ファイルに於いて、そういうちょこざいなテクニカルな配置をしたレイアウトを手にした事がなかったもので。オホホホ

というわけで、直しました。



※ただいま鋭意修正中。しばらくお待ちくださいまし。。
PDF_CropViewer.jsx

バージョン_d+
InDesignCS3で動作確認済み。
CS4以降もたぶん対応。



ついでにボタンの名称もわかりやすく変えました。
日本語むずかしいです。

 

InDesign:0.5秒で彼(InDesign)を落とす技(テク)

 

えー、はからずも記録更新です。前回はハング系でしたが、今回は爽快感たっぷりにストンッと落ちます。
MacOSX 10.6.8、CS3とCS4で動作確認。他も試してみていただければ。

▼起動直後の状態。見慣れた状態。ことをドラマチックにするため、できれば大事なドキュメントでいくらか作業しておいて下さい。

▼カラー表示をオブジェクトからテキストに。
テキストフレーム内の文字が選択されていたり挿入点が立っていない状態にしておいて下さい。

ここで一閃、イナズママークの「クイック適用」をカチ。
熟練者(笑)はショートカットでも構いません。

……すとん。

▼はい、たちまち落ちまちた(回文)

今年の忘年会の隠し芸はこれで決まりだねパパ!
※オメガさんより「クイック適用の「メニューコマンドを含む(m:)」のチェックを外せば大丈夫みたい」とのコメント頂き、確認しました。解決というか回避策としてはこれでいけますね。

─その後の動作確認報告(よろこびのこえ)要約─ 随時更新。
WindowsXP(sp2) CS3、CS4 でバッチリ落ちた
MacOSX 10.6.8 CS5 きちんと落ちた
MacOSX 10.6.7 CS5 問題なく落ちた
MacOSX 10.5.8 CS3 便利に落ちた
MacOSX 10.6.8 CS5、CS5.5 たちまち落ちまちた
WindowsXPかな? CS6体験版 健在だった

…が、落ちなかったのがありました。
MacOSX 10.4.11 CS2 落ちなかった
WindowsXP(sp2) CS2 落ちなかった

どうやら大幅機能強化されたCS3からの問題っぽいのが見えてきましたね。

というか、自分の手元に最新バージョンのCS5.5がないのでバグレポートを出しあぐねている事はご了承下さいませ orz

 

InDesign:Selection Filter 項目追加&書き換え

 

あまりちゃんとした使い方の説明はしていませんが、過去に少しだけやってます。
これで十分だろう。。
InDesign:Selection Filter のつかいかた

おてもと系ツールとしてはけっこうオススメなんですが…
ある種類のオブジェクトを自動で一括で選択しただけで、それが何なの、という声がちらほら。
選んだだけでその先何もしてくれないって何なの、どうなの、あたしはアレをアレしたいのよ、
そもそもドキュメント全体で何かを何かしてくれる物にならないの、とか何度か言われました。
そもそもというなら、スクリプトで何かを何かするなら選択自体が不要なんですよ。
だいたい、どこの安月給が作ったか正体も知れないスクリプトを大事なドキュメント全体にかけちゃうって、
あなたその後ちゃんと隅々まで結果を確認できるんですか。
ぜんぜん関係のない頼んでもない箇所がおかしくなっちゃってる可能性とかあるのに、こわくないんですか。
と言いたい(言ってる)。

とある処理をスクリプトにやらせるにあたって、
・オブジェクトの振り分け(処理対象として当てはまるかどうか、オブジェクトの種類やプロパティの有無などで分類)
・処理(目的のプロパティをいじったり関数に投げたり)
と、大きく分けて2つのパートがあります。
行き当たりばったりで書いたスクリプトでは、テキストフレームや画像など、用途に合ったオブジェクトをあらかじめ選択していなければ、いじろうとしたプロパティを持っていないため気軽にエラーを出される場合がほとんどです。
自分用に瞬発的に書いたものではそんなのがほとんどです。テキスト関係だとわかってて使うのに、いちいちわざわざ「選択されたオブジェクトがテキストフレームならイェーイ」とかやりませんし。

だから、コレを使ってからソレを使えばいいんです。
頭の柔らかさ次第では、いくらでも便利になります。
しかもタダで、オープンソースですよ奥さん(あたりまえか)

 



SelectionFilter_e.jsx

InDesignCS3、CS4(MacOS 10.6.8)で動作確認
例の10ケタ数字を駆逐したので、たぶんCS5以降でも動くとは思いますが未検証です。




フィルタリング項目を2つばかり追加しました。上図の赤囲み部分。
そのついでで、内部の画像まわりの書式を少々整理しました。
あと、フィルタリング結果「ありません」の時、実行前の選択状態を維持するよう修正。
どこまでも自分仕様ですが。。