なんなんだか、自分用なのか先方の現場ルールなのか営業の要望なのか、
よくわかんないんですけど、仕上がりのラインに沿った長方形や直線が付けっぱなしの入稿データが多いんですわ。。なんすか。なんなんすか。
たったこれだけの事で、あなたがお腹を炒めておいしく産んだかわいいデータは、
もう完全データと呼べなくなるんです。
あーもったいない(日本人)。
いや、まあ、完全データの定義もさっぱり意味わかんないですけども。
落ち度の類いに関しては作業時間も請求額もノーカウントだし。ああいやだ。
まその、そこまで度量の狭い事も言いたくないんですが(言ってる)、
InDesignってIllustratorのように「ページ分割を隠す」とかできないんで、
もう、その気で探さないとけっこう存在に気づかない。忍者もびっくりの隠れっぷりで。
で、気づかないまま出力して、
仕上がりのラインに罫が出てて吠え面をかかされる事ってないですか。あるんですよ。
…それの対策です。
id_findTrimLines.jsx
MacOSX10.4.11、CS3で動作確認済み
今回、イベントハンドラとして動作します。
StartupScripts CSxフォルダに入れておくか、※
その日の気分でスクリプトパネルから実行するかになります。
「プリント…」の実行前に反応します。
(2011.11.18)おもっきり勘違いしてました。正常動作します
さすがに全部は見ていられないので、代表してドキュメントの先頭ページと、
それに適用されているマスターページのみ調査します。
この時点で実用度に首をかしげられそうですが。。
●長方形、テキストフレーム、直線(オープンパス含む)のいずれか
●線幅を有し、「プリントしない」のチェックがオフである
●直線は水平または垂直である
●小数四捨五入した座標がページまたはスプレッドの四辺に一致する
●親レイヤーが表示されている、「レイヤーをプリント」にチェックがある
以上の条件を満たしたオブジェクトが見つかり次第、そのオブジェクトがあるレイヤー名、ページ名を添えて
警告ダイアログがドヒャーッと出ます。
これに「ハイイエ」で答えるとプリントを中止します。「イイエス」の時はそれなりに。
やめたくなったらInDesignを終了するか、ハンドラを削除する以下のようなせこいスクリプトを実行します
#targetengine “findTrimLines”
app.eventListeners.everyItem().remove();
app.removeEventListener(“beforePrint”, myBeforePrintHandler, false);
…これだと他のEventListenerも全消ししちゃいますけど
まだまだ改善の余地はありそうなので、ご意見ください。タダで。