と続き、こんどRGBです。
が、正直、Camera RAWで直した方が百倍ラクだし、トーンの破綻も起きません。
ので、あくまでチャンネルミキサーでできることの紹介と割り切っていただければ、
というスタンスを取らざるを得ません。
ひどい写真をよこされた時、無理にチャンネルミキサーに持ち込む必要はないのわよ、
という事だけ念頭に置いていただければ。なんでも便利な物を使うのがいいです。
つまり、言いにくいんですが、あのー、もはや余興以外の何者でもないですw
色かぶりしたRGBをチャンネルミキサーで
簡潔に。
色かぶりしたRGB画像は、いずれかのチャンネルのコントラストがほとんど死んでいる状態です。
無理に濃度を上げ下げしてみても、もう飛んじゃってる箇所、潰れちゃってる箇所は
どうにもなりません。それを他のチャンネルのコントラストを借りて助ける作業です。
先日の#深夜補正で出たお題。色かぶり、というかまず露出がアンダー。
撮影時のホワイトバランス選択が適切でない系ですね。提供者ひどい人ですねw
菓子折り持って出向き、使用許可をいただいております。
例によってチャンネルを眺める。
どすぐろい。。まるで撮影者の内面を覗いているようだ。
ちょっと3チャンネルともまんべんなく暗いと手が出せないので、
今回は先にそれをどうにかします。
まずシャドウ&ハイライトで暗部を浮かせました。「露光量」でもいいかと。
明るくなった。黄色いんだかミドりいんだか。。
地面と花の状態からみて、グリーン寄りでしょうか。
R版以外はコントラストが平ため。
では、チャンネルミキサーをば。。
RGBの場合はCMYKと違い、チャンネルが1つでも濃度変化すると
画像全体の明るさに強く影響するので、
合計%表示やヒストグラムをを目安にしつつスライダを操作していくといいんでないでしょうか。
欲しいチャンネルを増やしたら他のチャンネルを減らす。場合によっては平行調整。
それでいて色が偏っているようなら合計%を減らしていく。
…みたいな事ゆってますが、実際なんとなくスライダを右往左往させながら
てけとうに追い込んでゆきます。説明できねえよおぉぉぉ
適用値はこんなかんじ。例の#深夜補正タグから元画像拾えるので、
よかったら似せてやってみてはいかがかと。
一発で決める気ではなかったのでそれほどムリはせず、ここまで取りました。
さらば緑内障体験。
ちょっと桜のピンクを意識して出してしまったので中央の要塞のハイライトもピンクに。
これを特定色域の選択で押さえ込んでみた。
白色系:マゼンタ −30%
中間色系:マゼンタ +1%(意味あるんかいな…)
ブラック系:マゼンタ −5%、イエロー +3%
あ、絶対値で。
最後にトーンカーブで全体のコントラストをパキッと。
各チャンネルはいじってません。これ一発だけ。
で、↓この状態でアップしたわけです。いま見ると不満も多いものの。。
地面マダラ模様だし。
どうあれ、この画像がきっかけでチュートリアル要請が出たようなもんなので
そのまま素材にしてしまいましたが。
以上、かなりの尻すぼみな内容となりましたが、
ちょっとでも参考になったでしょうか。。
なりませんね、はいorz
ものぐさせず、色を出したいポイントにカラーサンプラーを打っておくと多少スムースかもしれません。
どうも、おそまつさまー。