…タイトルが壮大な出オチですけど。
年に一度の貴重な一泊家族旅行。
コンセプトは昨年に引き続き、キレーな海、海水浴、磯遊び、くろだい狙いの夜釣り。
今年は外房の塩浜海岸にお邪魔しました。
…ほんとに邪魔だったらしい。
昨年同様、高速バスの利用。
トシに負けて「荷物持ちも運動のうち」なんて発想は捨て、キャリーカートを使用。ごろごろ。
軽装でサッサと先を行く家族。
宿のフロントに荷物を預け、チェックイン前に目の前の海岸で海水浴など。
昨年までは砂かぶり席だったんだけど今年は直前についカッとなってビーチテントを購入。
屋根のある生活。それはそれでスイカのビーチボールが迷子になって強欲な家族に持ち去られた様子。。
隣接した磯で生き物観察を強要。もとい教養教養。
昨年はコンブしか触れなかったムス子、
今年こそはと、イソギンチャクいじめ、ヤドカリいじめを仕込む。
つかまえたヤドカリを手のひらに乗せて数秒待つともぞもぞ動き出す感触が気に入ったらしい。
周囲の家族はこぞって「カニカニカニカニ」
チェックイン後、ひとっぷろ。
カーチャンは「大浴場が『大』じゃない上に評判よくないので部屋のユニットバスで済ます」とのこと。
ムス子を連れて男湯へ。
。。確かに、せまい。気を抜くとチャンバラが始まりそうなぐらい狭い。
脱いで、って座って、目つぶって、シャンプーを済まして、目を開けたら、
周囲が「お父さんのいる女湯」みたいになっててとってもすごく困った。
夕飯前、フロントに竿を預けっぱなしだったのを思い出す。
竿を預けてたんなら女湯に行けばよかった。
受け取りついでに貸し自転車の手配、近隣でエサを買える店など確認。
って営業時間が18時までってんで(どんだけ商売っ気ないんだ)
慌ててエサ買いに。ついでにロケハン。
店…を見つけるのに少し手間取った。店の様相でない。
アボカドに目鼻をつけたような爺さんと、孫らしき野球とポケモンの似合いそうな坊主がいた。
黒鯛狙いなんだけど、エサは何がいいか訊いた。
伝わらなかった。オキアミと青イソをいただいた。
黒鯛狙いなんだけど、おすすめのポイントはあるか訊いた。
そりゃもう、市場前が水銀灯ついててやりやすいだろう、と答えられた。
それってイコール釣れる場所ではないと思うんだけど…
帰投して夕飯。バイキングに飲み放題。がぶがぶぐびぐび。かにかにほじほじ。
ついでにこっそりエサに使うスイカを持ち帰り。
部屋に戻って晩酌の続き、のはずがカーチャン激落ち。
眠りが浅いので、出撃のアラームで起こしたら殺す的な事を言われたので早めに出発。
以上、ながい前フリでしたー。
2014.07.28
乙浜港 22:30〜3:00
仕掛け:いつもの(道糸3号、電気ウキ、おもり1号、ハリス1.5号、ハリ4号)
エサ:青イソ、オキアミ、スイカ
まず、昼間に目星をつけておいた地域への入り口が夜間のみフェンスが閉まっててガシャーン。
当然、その奥に人の気配でもあれば便乗してたんですけども。してなかったので。
しょうがないので釣り人が数人いる、道路側から突き出たプチ堤防へ。
水深が…推定1.5m。。でもって波も潮流もない。先客も微動だにしない。
…というか、微動だにしないのは竿を操る手のほう。口はよく動いていた。
先端にいる数人のうち一人が紅一点だか茶一点だか、おばちゃん普段はタクシー運転手らしい。
もー、しゃべるしゃべるしゃべるしゃべる。
うるさい釣りは嫌いなので10分ほどで辞去。
そこからすぐの誰もいない場所。例の店の爺さんがオススメした、夜間でも水銀灯がまぶしいエリア。
誰もいないじゃんorz
でも、まあ、釣れなくはないんじゃないの、と思って開始。ここもやっぱり浅い。
船の係留ロープにやられて仕掛けを持っていかれる。
小一時間で辞去。
行きたかったところと行ったところの中間にも船着き場があるので侵入。
クルマの先客あり。ごあいさつ。こっち(の釣り人)はあっちの黄昏流星群と違ってマトモっぽい。ほっ。
しかし釣れてない。。
何狙ってるの、どうやって来たの、あっち(5kmほど先)のほうがまだマシみたいよ、など。
黒鯛狙いだ、自転車でえっちらおっちら来た、5kmは無理だ、結局何の役にも立たない会話ではあった。
ほどなく先客もいなくなり…入れ違いにまたクルマ客。
頼むから「釣れますか」と聞かないでください。
しかし、釣れなくはなかった。ちょっと現場に活気。眼に光。
…ゴンズイorz キックしてリリース(毒のあるトゲを持ってるのだコヤツ)。
後客にもゴンズイ。釣れただけマシとも言いがたい。とても言いがたい。
以後、波の音も聞こえないような状況の中、うなだれながらあちこち探る。徒労とわかっていても。
水面に稚魚が回遊してきたので、根性入れてタモで捕獲。ウマヅラの子どもでした。ポイ。。
カーチャンから「朝食に遅れないように」との電話が来そうな時間帯まで粘る気力もなく、暗いうちに納竿。
昨年よりひどいwww