InDesign:あっちこっちに同じ文字を何度も何度も何度も何度も打つ時にすごい便利なやつ

というわけで、新カテゴリ追加しました。
ここのところ、人のお世話になりっぱなしで。
困る→誰かが助けてくださる(スクリプト提供)→助かる
という流れが多く、ご本人のスペースで公開されてない場合もたまにあり。
今回はTenせんせーが新拠点で記事をアップされてるので、そちらへの誘導だけです。

さて今回直面した厄介作業は、
英文ゲラにカンマを入れる指示がどーっさりあるヤツ。
目と手を心がつらい。ラクしたい。ラクできたい。

これ、ExtendScriptでは普通に太刀打ちかなわんやつや、と思ってたんですが
TenせんせーがExtendScriptだけで解決してくださいました。見事すぎる!!


idleTaskで自動入力

CC Labo


注意点というか、
環境によっては公開されているコードが一部欠落してしまうようで、
ウチは職場でも自宅でもちょっと、そのままペーストしたらエラーが出たので、いちおうフォローというか。

5行目と14行目の2箇所、

'insertCharacterleep:250

となっていたら、

'insertCharacter', sleep:250

に直すと動きます。 これ、本気でものすごいはかどります。。Tenせんせー、恐ろしい子!
感謝感謝。


 

…その後紆余曲折を経て、おもち先生がエクステンションパネルをこしらえてくださいました。
おそろしいぐらい多機能になってます。スクリプトのとっかえひっかえもできちゃう。
でも上級向けかなー。ウチは今はこっち使わせてもらってます。ほんと助かります。

JsxTimerForCS6

ぜひみなさまも。ぜひ。

InDesign:段落スタイルの隠し子を探す

あのー、主に自分が作った物ではないデータによくある、
と言いたいところだけど実際自分で作ったデータにもよくあるじゃんすか。

段落スタイルをひとつ編集したら、
それをベースにしている他の段落スタイルもまとめて変わっちゃって大騒ぎになるというやつ。

…それがいったいどれとどれなのか、知りたいことってあるじゃんすか。

まあ、たいがいは塗りカラーをヒョウキンな色にしてみるとまるわかりなんですけども。
にぎやかな4c物では有用でないこともあるかなあ?

ま、ま、とりあえず、スクリプト書きました(最近そればっか)


id_findChildrenStyles.jsx

だいたいの環境で問題なく動くと思います。


あそびかた

目的の段落スタイルが適用されたテキストを選択して、スクリプトをカチカチ。
その段落スタイルを「元」に設定してある段落スタイル、
ついでに「次のスタイル」に設定してある段落スタイルを探し出し、名前だけお知らせします。
孫までは面倒みません。年金暮らしなので。
ここからどうするかはご自由にどうぞどうぞ。

そろそろ、とっちらかっら記事を見やすく一覧する手段を講じないとまずいっすな。。

 

でーす。

 

InDesign:再校で段落コンポーザーをこっそり直して知らんぷりする時に使うやつ

まーその、やらかしました、はい。

新しい環境で、ワークスペースや環境設定の持ち込みも間に合わず、組版ルールに従ってゼロからスタイル作り込んで、とか初々しくやってたつもりが、すっかり見落としてたんです。日本語段落コンポーザーで140ページほどどどどっと流し込みました。

はっや、さっすが、とか言われてエヘヘーとか、思い出すだに恥ずかしい。。
再校時、ちょっぴり赤字訂正したら前の行がニョコニョコッと動いたもんで吠え面。。

そんでその、
一旦ぜんぶ単数行コンポーザーに直して、強制改行を入れながら追い込んだり追い出したりとか、校正紙と見比べながらごにょりごにょりとやってたんですが、ほんの4ページほどですぐにくじけきり、
スクリプト書きました(最近ほんとこの流ればっかり…)


id_compareComposer.jsx

お手元の環境で動かない方はがまんしましょう。


あそびかた

「誤って『Adobe 日本語段落コンポーザー』で組んでしまって、『Adobe 日本語単数行コンポーザー』に直してみたけど行の折り返し位置が変わっちゃって吠え面かかされたテキストフレーム」を選択してスクリプトをカチカチ。
ストーリーをいじるので、選択するテキストフレームはひとつだけでおっけーです。
あ、実行時にカラースウォッチ「C=100 M=0 Y=0 K=0」を使いますので、削除しちゃってる場合は動きません(不親切)
ストーリーに関わるテキストフレームがすべて新規レイヤーに複製され、「Adobe 日本語段落コンポーザー」が適用され、文字の塗りカラーはC100になります。このレイヤーはロックされます。
スタイルに改変は加えないので、確認作業後にご自分で編集してください。

あとはズレのある行を見つけて手動でちまっちま直しましょう。これまで自動化してしまうと人に配るのがちょっとこわいのでやってません。

場合によっては行の増減が発生して見づらい箇所もあるかと思うので、

そこはギョギョーム、ギョギョーマー、ギョギョモジャーなどを駆使してしのぎましょう。

 

お客さん、ご新規さんだったんだけど、早いですねーキレイですねーって喜んでたって…(´;ω;`) スマナンダス

というわけで、実践投入がてら試してみたい人はぜひわざと間違えて初校を提出しましょう。

でーす。