どもども。諸事情もないのに最近みょうにイラスターづいてますが。
というか、バグづいてますが。。
ふだん文字組みは全部InDesignでやっちゃうけど、ヨソから来たデータに関してはもう不可避。
なんだか縦中横の文字が見本とズレてて、
根本治療する時間がなかったのでちまちま位置修正してたんですけど。
以下、CS6でスクショ撮ってますがCCもCS5以前も同様です。
前置きですが、ウチは環境設定で単位をそれぞれ、文字は級、送りは歯、としてあります。
縦中横にした文字を選択して、縦中横設定。
ちょっと左にシフト。-5H。ちょっとじゃないけど、どんまい。
でOKボタン。
…その後、なんとなくもうちょっと直したくなって、また縦中横設定を開いた。
そしたら、こう。
この数字、おわかりの方も多いでしょうけど、Point値の整数なんですね。。
ドロップダウンリストの中もPointしかいない。CS4までは文字サイズもこうだった。
イラスターさんは距離に関わる処理はすべて中の人がPointでケーサンしてます。
それはともかく任意の単位の整数入れたんだから言う事きけよ。
こっちは歯にしたくてカネ払ってんだよ(たぶん)
で、疑問。
どのタイミングでPoint整数値に直してくださりやがっていらっしゃるのか、確認しました。
左右位置未調整の縦中横文字の両脇にガイド。そのガイドを外側へ向けて1ptずつ複製。
くさめりまさお。…誰だw
これで、選択ハニーを非表示にしつつ縦中横設定。
プレビューにチェックを入れながら左右位置をマイナス(左)にシフトしていってみたところ、
わあ。ガイドにぴったりだー。つまりすでにPoint整数。
これも、一度OKボタン押して再度、縦中横設定を開くと-4.23Hと出る。
このまま環境設定>単位 で、日本語オプション(CCでは東アジアなんちゃら)
を「ポイント」にしてやると
当たり前のようにこんなかんじ。
なんかもう、ハナッからPoint整数から外れる気がないみたい。ぐぬぬぬぬ
…というわけで、不具合報告を出しておきました。
(縦中横が日本語版独自機能であるのを思い出すにあたり、
「英語版ではちゃんと動作してたりしてー」なんて思って
言語環境を英語に切り替えてシステム再起動までしちまいました恥ずかしいorz)
でーす。
2014.06.18 追記
InDesignなんかだと、スクリプトでなら制御可能な要素もあったりしたのを思い出し、
オブジェクトモデルをほじくってみました。
teteChuYokoHorizontal、tateChuYokoVertical
いずれもデータ型がInt32。つまり整数のみ。単位がポイント限定な事の是非はさておき、
これはバグというよりは仕様の範疇…うそん。いやん。
ちなみに記事を投げたと同時に不具合報告を出しておいたのですが
Adobeさん様からはリアクションが一切ありませんorz
最後に、この仕様の詳細。
通常は、任意の単位つきで数値入力→ポイント値に換算の上四捨五入されます。
これをスクリプトで単位なしで小数指定してやったら小数は切り捨てられました。Int型は整数部分しか受け付けませんので当然なのですが、
この仕組みにより、元から環境設定で単位をポイントで扱った場合のみ、
小数の指定は四捨五入ではなく切り捨てとなりますのでご注意おば。
ですです。