うちら下っ端オペレータはデザイナ様からお預かりしたデータをアレコレして飯の種にするのですが、
デザイナ様サイドでアタリ画像をわざわざ切り抜きして頂いているにも関わらず、
それを高解像度の実データに差し替える都合でまた切り抜き直さにゃならん、
という、どうにも首をかしげたくなるような無駄っぷりを常日頃から背負って生きているわけですが
どうせデジカメ画像なんだし、
最初っから実画像を切り抜きしてからアタリ画像に落とせばいいのに、
などとはとてもとても恐れ多くて言い出せません(言ってる)。
そんなこんなで時間に追われてワッタワッタやる中、
どうしても色調補正とパス切り抜きが別進行になる場合がありませんか。いや、あるんですよ。
補正に回してるうちに別の所で切り抜き、
イー色になって戻ってきた画像と、キレーに切り抜いた画像とを最後にニコイチするという。
これを、画像を2つ開いてペーストして保存とかいちいちやるのが非常に煩わしい。
人にお願いした切り抜きなどはついでに一つ一つチェックするに越した事はないんだろうけど、
ウチの現場のように少数精鋭で信頼関係が濃ゆかったりすると、もう。
チェックしてる姿を見られると気まずいというのもある(笑)
で、手駒の乏しいにわかスクリプシャンはパスをコピペするだけならアクションでいけるか、とか、
ドロップレットにしてAutomatorと連携させたり、とか考えたものの、ここはやっぱりJavaScriptを書いてしまった。
しかしパスアイテム関連になるとJavaScriptはものすごく自由がきかないようで、
検索で当たった外人くんのBBSとかを参照しても、
「パスを選択」、「パスをペースト」するだけなのにScriptListenerで記録しないといけなかったりしてて、まあ。
実際あまり(にも)詳しくないので、
書類間でパスアイテムをドラッグ&ドロップで複製移動、などが記録できなかったのもやや憤慨モンで。
既存のパスのプロパティはほぼ全部ReadOnlyだし。
「Illustratorへのパス出力…」で吐き出されたaiファイルを解析できそうな気もしたけど、
パスのアンカー座標の書かれた行のケツについたアルファべットの意味がわからず頓挫。
とにかく、100点近くの画像どもを一気に、
しかしバックグラウンドで処理させたいのでクリップボードには触らない(コピペしない)
でどうにかなんのか、ならんのか、と模索した結果
が、コレです。
PhotohshopCS以降対応(たぶん)
MacOS10.5.8 Photohshop CS3,CS4
MacOS10.6.2 Photoshop CS3
で動作確認済み。
CSとCS2は、てんでんダメダメでした。
種明かしすると、書類内のパスアイテムを次々レイヤーのベクトルマスクに使用していき、
「レイヤーを複製」で複製先を背面ドキュメントに指定してレイヤーごとパスを送り、
受け取った側でマスクのパスを複製して元のレイヤーを捨てれば一丁上がり、という。