InDesign:検索と置換ウィンドウの検索対象が減っちゃうバグの対応

Twitterに投げたやつ転載しときます。
フォロー外のイヤな奴にもTipsをおすそ分けだよー(冗談です)

タイトルの通り、ひょんな瞬間に検索対象からテキスト関連がなくなってしまう現象がある。
みんな知ってる。でも直し方わからない。
「そろそろ再起動しろってことだよな」なんて勝手に納得してInDesign再起動しちゃう。
それはそれで清い行為だと思う。
それでも、という瞬間はある。クリップボードの中身が惜しいとかのときとか。

で、ちょっといじってたら対処法を見つけたのでどうぞ。
CS6なんかの古いバージョンにはないんだけど、「方向」グループのラジオボタンをちこちこいじると消滅した「選択ハニー」「ストーリー」「ストーリーの最後へ」たちが還ってきます。
やったー ママーン

いい加減、バグなのはわかってるんだけど誰も手出しができない。
なんでかって、再現方法が確立しないから。
忘れたころに発現するのであった。
警戒しているとなかなか出ない。
そこが腹立つw


後日談ですが、その後またコレになってしまった時ドヤ顔でいじったら、うんともすんともいわんかったです_(ゝ「ε:)_
その時の症状は「選択範囲」だけがない、というもの。
TLでも「だめだった」との嘆きの声をいただきました。
まったくだめなのかどうか、そこが知りたいですな…実際一度はコレで助かったのでした。

InDesign:PDF読み込みオプション「背景を透明に」ありなしついてるついてない

決算期のごちゃごちゃ中、ちょっとしたことでつまづいて時間をくってしまったので
共有のため記録しておきます。
おそらく有識者には今さらな内容かもなんですが。無識者ですこんにちわ。
今回、図版少ないです。
以下、デスマス省略しま(もうしてる)。

Word入稿の抄録用原稿データ。
Word上で編集→PDFMaker(AcrobatリボンよりPDF書き出し)→Acrobatプリフライトでグレスケ変換
という作業を経て、InDesignにだーっとPDF配置してどーん、という案件。1cもの

今回は再校提出直前のセルフチェックで発覚。
提出用にInDesignから書き出したPDFをチェックしてたら、なんか茶色いなあと思って。
分版プレビューしたら、ほんとに茶色い。CMY版にしっかり入っちゃってる。

そのInDesignに配置した元のPDFは、Acrobat上の分版プレビューではきちんと1cになっている。
InDesign上で何かが起こっているっぽい、と。
こねくりまわした結果、配置時の読み込みオプション「背景を透明に」オフで発生することが判明。
ちなみに、一度茶色く配置してしまったら、再リンクでは直らない。新規配置しないとだめ。

誰か何か知ってたらいいなあと思ってTwitterでひとりごちたら
強力なのが二人ほど食いついてきてくれて、
Word上に配置された透明部分ありの画像が原因である、とのヒントを得る。
ヒントというかもう答えだわ。。

納期が差し迫っていたので一旦は提出を済ませ、検証してみたのが以下。
まず仕事に関係ない透明部分ありの画像を用意。おおかたgif、png、tiffでしょうな…
psdはMac版(2019)でのみ配置可で、Win版(2019)ではエラーが出た。なんでだ。。
そういうもんなのか。
とりあえずテストにはgifを用意しました。透明あり。

gifを配置、ちょっとだけテキスト打って。
もう作り込む気力がないので最低限の状態で保存。
をPDFMakerで書き出したのがコレ。

…を、Acrobatで開き、印刷工程 > プリフライト > グレースケールに変換。
この時点では出力プレビューでK版を隠したら画面まっしろ。いい子。

…を、InDesign(今回は2021)に配置。ここですここ。
「背景を透明に」オン、オフで2通り配置。

を分版プレビュー。はい、どん。
おみごと。


上にも書いたけど、一度こうなったらリンクの置換(再リンク)では直せない
新規でまた配置しないとだめ。
…を、弊社工程上のPDF/X-4で書き出したものをAcrobatで分版プレビュー。
はい、ちゃんとだめ。

…という話、今までまるで頓着なかったので初めてぐぐってみたら、
SCREENさん他いくつか記述が見つかりました。そりゃさすがになあ。
記事は古いものだけど、PDFMaker(Acrobatリボンからの書き出し)
がこわいという点では変わりないみたい。


印刷 > AdobePDF を使え、とある。ほあー。またドロップレットvb書き直しだわ。
ちなみにMacのQuartzも同等かそれ以上にダメっぽい。ダメじゃん。
2015年07月24日 | Office系でのPDFMakerとMac OS XのQuartzに注意

せっかくなので 印刷 > AdobePDFで試してみたところ、まるで症状出ず。
ただ書き出し時間は倍ちょっとかかったので、困らない人にはただ遅いだけということに。
でもまあ困るでしょ。困ろうよ。すごいこわいよ。

なんかもう、気をつけましょうとしか言えない話だけど。

まとめ:

すごく気をつけましょう。

※ Ryu-chang さんよりコメントいただき、Acrobatプリフライト >透明を分割 をグレスケ変換前に行うことで解決していらっしゃる、とのこと。なるほどだー! グレスケ変換時ヘンに濃くなるのも防げるそうです。勉強になりました!
万が一ストリーク(白スジ)が出たら最終手段でAdobePDF、じゃないうちは元通り手軽にPDFMakerで様子みようと思います。感謝感謝。

入院してました寝てました

どうもどうも。
なんだかほんとにもう、というか。
1月にコロナで休養したばっかりだったんですがねえ。

ごく最近のことではなく、ここ数年、若い頃にはなかった感じのお腹の痛み方してまして。
これが大人の腹痛なのか、とか、これが肥満の代償なのか、とか
肉体の経年劣化によるものだと思い込んで、ほっといてたんですけど
じっさい違ったようでした。まぬけだなあ。

かるーい気持ちで仕事帰りに内科に寄ったんですよ。
というのは、
今まで、この腹痛をうまく言語化できなかったせいで医者に行っても適切なオノマトペを伝えられる自信がなくて。
ほら、有名どころではズキズキとかキリキリとか。

今回、痛む箇所を手で押さえると反対側が痛む法則を発見したので、
これは重要な手掛かりになるんじゃないかと思って受診に踏み切ったんでした。
結果、その「反対側」が患部でした。やったぜ。やったのかなあ。

医師「これ痛みますか?」(押す)
うち「いやそんなには」
医師「じゃこれは?」(ぐーっと押してぱっと放す)
うち「いたいたいたいたいです」
医師「なるほど、これが痛いんですね」(ぐーっぱっ)
うち「いただからいたいたいですって」
医師「なるほどこれが」(ぐぱ)
うち「もういいって」

でレントゲンと血液検査。血液検査の結果が出るのは翌朝だというので、
朝イチすぐ来れるか、と確認され。
「結果によっては外科のほうに行ってもらうことになりますこれは」
…えー。

で翌朝「紹介状書きますから、この足ですぐ向かってください。タクシー乗れ」
えー…(すみません家の向こう側だったので帰宅して自転車で行きました)

外科「緊急入院になります」
うち「えー…、じゃあ一旦帰って装備を」
外科「いえこのまま入院です。必要なものはあとで」
うち「(わかりました、でもせめて最後に一服したい、とは言えずに)じゃちょっと会社に電話をしに」
外科「いえ入院を済ませてからデイルームからかけてください」
なんなんだこの畳み掛け。とはいえ逆らうとこわい。

残してきた仕事は、会社に電話して素材データと前日完成させといたスクリプトを送ってもらい、
テザリングで受診して、スクリプト実行、完了まで2時間待ち、
成果物を営業にテザリングで送信、など。
その続きもやらせようとしてきたので、具合わるいふりして現場に振ってもらいました。
緊急入院だっつってんだろ(怒り笑顔)

そんな始まりかたの、怒涛の7泊8日でした。
各種保険から少しでも多く取り返さないことには。。

というわけでした。
みなさんも、気軽に医者とか行かないように気をつけましょうね(そうじゃない)。