PlaceOptionalText_2.0/09_その場で編集してから流し込む

テキストアイテムの内容を表示するサンプル窓の中で文章を編集し、それを反映させる事ができます。
 
 
①テキストアイテムを選択し、サンプル窓に内容を表示させる
今項では複数でやってみます。
見出しが2行だと思ったら1行ずつバラけてたよチッキショー、というのを想定してみます。
(フレームを連結してしまうという手もあるにはありますが…)
ついでに文字訂正の必要もあった事にします。
 

 
 
②「テキスト編集」ボタン
別個に編集用ダイアログが開きます。ここで編集します。
 

 
リターンキー・エンターキーでの改行は無効となっていますので(Okボタンと連動しています)
必要に応じて下部の「改行」ボタン、「アイテム区切り」ボタンを使ってください。
 

 
図では一例としてアイテム区切りを1つ入れてみます。数字の2も挿入してみました。
終わったらOKボタンで、元のサンプル窓内に反映されます。
 

 
 
③サンプル窓内で必要分のテキストを選択する(必須)
実際の原稿ファイルやテキストアイテムの中味が書き替わるわけではなく、
いま表示されているサンプル窓の中だけで保っている状態です。
全体を流し込む場合でも全体を選択して下さい。
 

 
 
④適用
編集内容が反映されたテキストが流し込まれます。
アイテム区切りを入れた部分でテキストアイテムが分断して使用されたのがわかります。
 

 
 
※サンプル窓の中で直接テキストを編集する事も可能ですが、当スクリプトのみならず
ExtendScriptToolKitはフローティングパレット上の和文入力に関して軽く扱えないバグがあり、
おすすめできません。テキスト編集ダイアログ内での編集を強くおすすめします。
※なお、1文字選択→1文字再入力 などの、文字数が前後しない編集作業は変更が反映されない事があります
これもExtendScriptToolKitの仕様によるもので、当スクリプト固有の不具合ではありません
ダイアログ内で編集後、サンプル窓内で変更が反映されているか否かで判断して下さい。
このバグは必要分の編集を済ませたあと、英数入力で余計に1文字入力し、それをすぐ削除などで回避できます

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PlaceOptionalText_2.0/08_原稿の一部分を使う

前項同様、差し替える必要のない文章がくっついた原稿(テキストアイテム)を
事前に整形することなく、任意に選択した部分のみ流し込みに使用することができます。
 
 
①テキストアイテムを選択し、サンプル窓に内容を表示させる
複数でも構いませんが、まずは単品でやってみます。
 
 
②サンプル窓内で必要分のテキストを選択
ドラッグで選択します。
Shift+矢印キーも使用できますが、状況によってはドキュメント上の選択オブジェクトを移動してしまう恐れもあるのであまりお勧めできません。
 
 
③対象テキストフレームを選択して「適用」ボタン
リターンキーでも適用できます。
サンプル窓内で選択した部分だけ流し込まれます。
 

 
 
1文字も選択されておらず、サンプル窓内の文字間に挿入点カーソルだけが立っている状態では
選択したテキストアイテムの内容全体が使用されます。
 
※サンプル窓に選択範囲・カーソルがいる状態でリターンキーを叩くと「適用」できる
 のを利用して、テキストフレーム選択→サンプル窓をさわる→リターンキー→次のテキストアイテムが自動で選択される
 という流れ作業が可能となっています。

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PlaceOptionalText_2.0/07_一部分に流し込む

ここまでで、選択テキストフレームの内容全体を差し替えてきましたが、
中には一部分のテキストだけ差し替えが必要なケースもあります。
ここでは、そんな時に一部分のみを置換する機能について解説します。
 
①テキストフレーム内の任意のテキストを選択
文字列、挿入点が対象となります。
 
②テキストアイテムを選択
③「適用」ボタン
 

 
 
手順は以上です。
旧バージョンの仕様(対象をあらかじめストーリーか選択範囲か選んでから流し込み)
に慣れ親しんだ方には大きな変更点といえます。場面によってはしばらく不慣れかも知れませんが、
今までより直感的に操作できると思います。
 
同様の操作で、「パス上テキスト」、「表組のセル内のテキスト」にも流し込みを適用することができます。
表組全体、セル全体への流し込みについては「11_表組内に流し込む」を参照して下さい。
 
文字列が選択された時はその先頭文字のスタイル挿入点の時はその前の文字のスタイルをそれぞれ継承します。
 後者はアプリケーションの仕様とは若干異なりますが、使いやすさを優先しました。
 

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