PlaceOptionalText_2.0/08_原稿の一部分を使う

前項同様、差し替える必要のない文章がくっついた原稿(テキストアイテム)を
事前に整形することなく、任意に選択した部分のみ流し込みに使用することができます。
 
 
①テキストアイテムを選択し、サンプル窓に内容を表示させる
複数でも構いませんが、まずは単品でやってみます。
 
 
②サンプル窓内で必要分のテキストを選択
ドラッグで選択します。
Shift+矢印キーも使用できますが、状況によってはドキュメント上の選択オブジェクトを移動してしまう恐れもあるのであまりお勧めできません。
 
 
③対象テキストフレームを選択して「適用」ボタン
リターンキーでも適用できます。
サンプル窓内で選択した部分だけ流し込まれます。
 

 
 
1文字も選択されておらず、サンプル窓内の文字間に挿入点カーソルだけが立っている状態では
選択したテキストアイテムの内容全体が使用されます。
 
※サンプル窓に選択範囲・カーソルがいる状態でリターンキーを叩くと「適用」できる
 のを利用して、テキストフレーム選択→サンプル窓をさわる→リターンキー→次のテキストアイテムが自動で選択される
 という流れ作業が可能となっています。

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PlaceOptionalText_2.0/07_一部分に流し込む

ここまでで、選択テキストフレームの内容全体を差し替えてきましたが、
中には一部分のテキストだけ差し替えが必要なケースもあります。
ここでは、そんな時に一部分のみを置換する機能について解説します。
 
①テキストフレーム内の任意のテキストを選択
文字列、挿入点が対象となります。
 
②テキストアイテムを選択
③「適用」ボタン
 

 
 
手順は以上です。
旧バージョンの仕様(対象をあらかじめストーリーか選択範囲か選んでから流し込み)
に慣れ親しんだ方には大きな変更点といえます。場面によってはしばらく不慣れかも知れませんが、
今までより直感的に操作できると思います。
 
同様の操作で、「パス上テキスト」、「表組のセル内のテキスト」にも流し込みを適用することができます。
表組全体、セル全体への流し込みについては「11_表組内に流し込む」を参照して下さい。
 
文字列が選択された時はその先頭文字のスタイル挿入点の時はその前の文字のスタイルをそれぞれ継承します。
 後者はアプリケーションの仕様とは若干異なりますが、使いやすさを優先しました。
 

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PlaceOptionalText_2.0/06_まとめて流し込む その3

流し込み順「Edit」の使用法
 
レイアウト上の並びに対し、用意された原稿テキストの並びが
Z→〜N→のうちどのパターンとも合わない場合に、自由な順番で流し込むための機能です。
 


 
特に同じレイアウトが連続する時の事を考え搭載しました。
 

 
 
①該当するテキストフレーム群を新規ドキュメントに複製します。
②複製したテキストフレームの中に、半角数字で流し込む順番を入力します。
 

 
 
 
③新規ドキュメントは開いたまま作業ドキュメントに戻り、流し込み順リストから Edit
(または EditOnce)を選択し、必要な分のテキストアイテムを選択します。
 

 
 
 
 
④「適用」ボタンで実行。
 任意の順番で流し込まれました。
 

 
 
 
作業ドキュメントの背面に順番指定ドキュメントがあれば、次回の同様レイアウトでも
Editを選択しておくだけで再び同じ順番で流し込むことができます。
 
 
※人為的ミスを防ぐため、動作条件はシビアにしてあります。以下の条件を満たす必要があります。
①開かれているドキュメントは作業用と流し込み順指定用の2つのみ
②流し込み順指定に使われているテキストフレーム群と実際に流し込むテキストフレーム群の個数が同じ
③選択されたテキストフレームとテキストアイテムの個数が同じ
 
EditOnceを使用した場合、適用後に自動でAutoに選択が移ります。
使用頻度の低さを考え搭載された機能です。

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