InDesign:shag.jsx 公開してます

どうも、ほんとにお待たせしてしまいましたが、ようやくいちおう公開です。
開発着手からだらだら休み休み、12年かかりましたねえ。干支ひとまわりか…

商品はBOOTHからお求めください。
BOOST(投げ銭機能)もありますのでよろしくお願いします(上目づかい)。

shag.jsx 1.0.0

今回、マニュアルは一旦なしとします。
できれば直感のみで操作していただき、特記事項のみここに追記していきます。


体験版はこちら。機能制限はありませんが、ダウンロード当日しか使えませんです。
がめつい方は毎日このサイトからダウンロードして広告料を稼がせてください。

体験版ダウンロード

(すみません作者急病で取材のため今週号は休載させていただきます。なるべく早く復帰いたします。いつも応援ありがとうございます)


< 特記事項記載予定場所(ఠ虫ఠ)>

InDesign:アンカーポイント(変形基準点)をテンキーで切り替えるやつ

ものすごい昔にもダイアログで入力するやつを書いたんですが、
スクリプト実行時に押しといたキーで発火するやつを書いてみました。


事前知識

アンカーポイント(基準点)は、実は元からテンキーで制御することができます。
ただそのためにはフォーカスされていないといけないのがわりとだるい。
たとえば、手近なX欄をフォーカスした状態から、

shift + tab でアンカーポイントにワクがつきます。
これがフォーカス状態。

この状態になったら、テンキーの1-9でアンカーポイントを変更できます。
知ってた? うちは10年以上前から知ってたー。

ただし、選択オブジェクトが22.5°以上回転している場合は割り当てが変わります。
うちは13年以上前から知ってた。

でも現実的に、こんな小さな点、老人はなるべくならクリックしたくない。
ショートカットがいい。そうだろう?(そうじゃそうじゃー)


というわけでスクリプトをリニュアルしました。
InDesign2021でテスト。古いほうはCS3とかでも問題なく動くと思います。

id_anchorPointSelecter.jsx

つかいかた

テンキーの、希望のアンカーポイントに対応したキー(1-9)を押しながらスクリプトを実行するだけ。
押下キーの判定は単体しかできないため、スクリプトをショートカット登録して使う場合は、テンキー以外を瞬間で離すようにしてください。
※一瞬すぎたので0.1秒→0.25秒に変更&更新しました…
Apple純正キーボードだとF16あたりがおすすめ。

注意

  • 本来ドキュメントを開いていなくても可能な作業ではありますが、このスクリプトはドキュメントウィンドウが開かれているとき限定で動作します。
  • 前述の斜め状態のアンカーポイント割り当てには未対応。そのうちヒマになったら実装するかも。
  • ノートPCの本体キーボードでがんばってる方への救済措置は今回ありません(ఠ虫ఠ)

というわけで、みんなでこれ使って全国アンカーポイント早替え大会に出ましょう。

Illustrator:へんないろ→グレスケ変換→CMYKのKにするやつ

Office系ファイルの原稿データから図版を抜き出してアレコレするとき、
RGBで具合がわるいので、PDFを書き出してCMYK変換するんだけど、
見た目の色はグレーでもCMYもしくはCMYKぜんぶの版に網が入ってしまっちゃってる。
あれ、入っちゃってしまってる。
いや、入っちゃってしまっちゃってる。

ほんとはGCRの設定を効かせてスミ版成分に全振りなんかすればいいんだけど、
なんとなくいやだからやりたくない。だって、なんとなくいやなんですもの。
なのでIllustrator上でグレースケールに変換する。
できるんだけど、グレースケールのままだと後工程で具合が悪かったり、
属性がばらついていると気になって入眠に影響がある。
ので、グレースケール値を生かしてK版だけのCMYKカラーとしたい。

というわけです。元はこんなかんじです。

なので、スクリプト書きました。
編集メニュー > カラーを編集 > グレースケールに変換 と
編集メニュー > カラーを編集 > CMYKに変換 を
たてつづけにメニューコマンド実行するだけのやつです。
たったそれだけで幸せなハッピーになれる。

はいはいきれいきれい。やったー。

…いまさら思ったけど、たったこれだけならアクション作成でよかった…