おさかな:去年のつまらない話

「最近『おさかな』更新しないねえ」と言われる。
身の上を知る間柄では「忙しいんだねえ」と言われたりもする。ああそうさ忙しいさ。
その通りではあるんだけど、行ってなくはない。年に1、2回は意地で行っている。
しかし、過去の平凡たる釣果の繰り返しだったりするので
文章を書くのが億劫になってしまっていた。
セイゴ、メジナ、カサゴ、のローテーション。
2012年、2013年とも、2度ほど行きました。
そう、忘れていた。2013年夏、ちゃっかり遠征しておりました。すっかり忘れていた。
なんで思い出したって、今年の夏も無理して遠征するから。
忘れきらないうちに書き記しておくとしよう。
内容は…まあ、忘れかけてたぐらいだから、まあ…w

2013.07.25
富浦新港 0:00〜5:00
仕掛け:いつもの(道糸3号、自立電気ウキ、おもり1号、ハリス1.5号、ハリ4号)
エサ:いつもの(青イソ)

まっとうな時期だと休みが取りにくい上に宿も取りにくい上に高い。
そんな理由で早めの夏休みをいただいて(交代制なので)富浦まで。
富津(フッツ)のせいで思わずフーツラと読んでしまいそうになったが、
トミウラである。覚えた。
一家でバス。クルマなんかない。
日中はギリギリの気温で磯あそび。
ヒザ上10cmほどの水深エリアでウニやらナマコやらつっついて遊ぶ。
ETVの某番組のロケなどに出くわす。

で、海欲を満たしたところで釣座の下見に。明るいうちに見ておかないことには。

目的の堤防まで、地図上の直線距離で200mもないんだけど、
ほぼ垂直の崖に阻まれている。
平面距離より高低差のほうがある。。
で、うねった坂道を大回りに迂回。行きは下り坂。
下るほど気が重くなる。帰りを心配して。

たぶん、行きは徒歩で20分ほど。
海藻の分布具合、水深、潮の動きなど、わかったふうな顔して記憶。
釣り人の姿はナシ←
夕飯までには絶対に戻らにゃならんので早々に帰投。
延々と上り坂。。40分かかった。
途中、誰か拾ってくれないかと思って道端に座り込んで死にそうな顔してみたんだけど
止まってくれる車ナシ。
もっとセクシーな服装で行くべきだったか。。
どーにか夕飯には間に合った。それどころか夕飯前にお風呂にも入ったような。

夕飯はバイキングなんだけど各テーブルにカセットコンロの鉄板が。
カセットコンロ(´・ω・`)

ここまで前置き、ようやく本番。
さんざ歩き疲れてビール飲みまくってフトンに倒れ込んだ割には
セットしたアラームより先に目が覚めてシャキッと出掛けるレジャーの魔法。
で、下見は手ぶらだったんだけど今度は装備がある。重い。めげる。
ので、フロントでレンタサイクルを利用。下見のときは知らなかった。。
5分ほどで現場着。自由落下サイコー(でもやっぱり帰りが不安)。

で着いたらクルマが数台、しかし堤防に人影はナシ。なんなんすか。愛ですか。

灯台ふもとのテトラを重点にウキフカセ。
何かがいる気配がまるでなし。
タナを調整して、やや沖を狙ってみる。
静かに不気味に沈むウキ。

…おなじみ、ネンブツダイ。ありがとう、かまってくれて…

すぐさまポイしたかったところだけど、いちおう撮影はするでしょ。
と堤防の上でぴちぴち跳ねさせて、さっさと一枚撮ってポイ。
2匹目からは撮りません。見分けがつかないから。。

20130725

で、蚊が多い。
足首かなりやられました。
始終、羽がふわふわかすって気持ちわるい。
ふわふわ。
ふわ。
ふさ。
ふさふさ。
キリがないので気にしない。

気にしなかったんだけど、不意に足元を見て大声を出しかけた。
ふさふさの正体が、黒ねこ。
ぜんっぜん気付かなかった。。

以後、ネンブツダイを5匹ほど食べていただいた。
今思うと足首の無数の虫さされの実態はあの子から移ったノm …いや、どうだか。

空が白んできた頃、初の自分以外の釣り客が。
岸寄りのテトラと海藻の間あたり。
そしたら黒ねこ、引っ越し。釣れる人のとこに。せつない。
変なモン食わせてすいません。。
といったところで時間切れ、納竿、帰投。

荷物を積んだ自転車にしがみついて坂道をよっちよち上ってみれば、ほぼ40分。
へとへと

といった遠征記録でありました。
ほんとに書かなくてもよさそうな内容だったorz
来月。今年こそ。ちゃんとしたやつを。寄生虫のひとつぐらい許せるぐらいのやつを。

おさかな:小さなメ○ル

日時:201112xx 22:00〜2:00 中潮
場所:東扇島西公園テトラ側
仕掛:道糸4号、電気ウキ(1号)+スイベル、オモリ1号+2B、ハリス2.5号、ハリ チヌ4号
エサ:青イソメ(極太)

突発的に。2年前の本命バラシした日と気候や潮の条件が似ている気がしたのと、
 2011年あまりにも釣行回数が少ないのとで。
  回数が減ったのは財布が目に見えて軽くなったせいでもあるし、目方が増えたせいでもある。
   登れた所に登れなくなったり、届いた所に届かなくなったり、
    5分はぶら下がれるはずが数秒しかもたなかったりで
   って、どんな釣りしてるんだって話ですが。

今回の装備は最低限。普段と大きく違う点は、竿が1本少ない。それでも2本持ったが。
 竿1本少ないだけで、移動がずいぶんとラクである。覚えておこう。
上に5枚、下に4枚着た。着ぶくれのせいで関節が曲がらなくてダルマ状態。
 鼻がグズッてたのでティッシュを箱で持ったはいいが、捨てタオルを忘れた。
  寒空で、釣れた魚を素手で掴んだ後に水道で洗うと冷たくて泣く。

SMY店は閉まっていたので店頭の自販機でエサ購入。
 最近はYZ店により現地にエサ自販機が設置されたのだが。それは最後の砦ということで。

22:00着、開始
 いわゆる特等席に、先客。たぶんこの釣り場では顔見知りの人。
  でも仕掛けがへぼいので別の人かも。
 様子見しつつ、少し離れて開始。
波は大して立ってないが潮はけっこう流れている。なんともつかない。

22:30
 ガザミ来た。ワタリガニともいう。

ギザギザしてて痛くて触りたくないので背中だけ抑えてペンチで針抜いてポイ。
 もったいない。

22:45
 ゴミでも引っ掛けたかと思ったら小さなメバル。 ※いま見たらカサゴだわこれ。。訂正
ちなみに比較用のケムリ草は1年ぶりに引っ張り出したコートのポッケに入っていた物。。

ヌルヌルして触りたくないので針とアゴだけ持って針抜いてポイ。

23:00
 小さなメバル。同様にポイ。

小さなメバルは、たくさん集めるといい事があります。

23:30
 特等席の人が離席。ただ道具類はまるっと残したままなので、時合いまで休憩って事らしい。
今いる地点から、いつも狙う箇所へ投げてみるも、届かない。
 少しだけ、近くへ移動。届いたり届かなかったり。また少しだけ移動。
…を繰り返し、ほとんど親戚か友人ぐらいの距離まで来てしまいましたが
 結局のところ、何も来なかった。
  というか、SMY店の自販機で買ったエサがグロッキー。たったの2時間で…

青イソメは適度な湿度さえあればごきげんなのであるが。
 あとは、夏は直射日光を避け、冬は上着の中の一番上の服の中に入れておけば元気。
自販機も善し悪しなり。

生きてるか死んでるかわからないイソメを使い切り、しょんぼりしたのが 1:00。

本命はお休みのようだが、小さなメバルは元気である。

小さなメバルは、たくさん集めるといい事があります。

1:30
 公園備え付けのエサ自販機でエサ購入、続投。
SMYのと違って、どえらい元気である。
 ヘチ釣り開始。

普段ヘチというと他の釣り客の3mほどのスキマにそそっと入り込みススッと済ますであるが
 あまりにも人が少ないので、じっくり落とした
  が、あまりにも景色の変化がないのでケーソンの継ぎ目だけ狙う事に。
 おととし(2009)ダイソーで買ったケミホタルもどきを竿の先端に付けたが
  まったく見えない。…まあ竿の感触だけで十分釣れるんだけども。

竿先がぴんぴん跳ねるので少しだけ待って、くいっ。
 小さなメバル。例の手順で針抜いてポイ。

で、ケーソンの継ぎ目だけ狙うつもりが、
 「落ちた人が上がってくる用のハシゴ」にまで手を出したのが判りやすすぎる失敗で、
頑丈に根掛かり。最後の仕掛けだった上に、妙に冷えてきたので新たに作る元気もなし。

2:00、終了。
 買い直したイソメは、お好み焼きに入れてもいいぐらい大量に余った。とても元気だ。
近隣の釣り人に世話を押しつけようとしたが「俺ら、イソメなんか使わねェんスよヘヘッ」
 だかなんだか。釣れてから言えよコノ。

今回の敗因(負けました)、まとめ
・前回、昼間に投げ釣りに使った道糸が20mぐらいのところで絡みグセがついていて
 いつも狙う地点に届くギリギリ手前で竿のガイドにテンションがかかってしまい
 届かなかった。安物の道糸で根掛かりこいて道糸で切れた時は切って捨ててしまうべき。
・エサは2種類用意せよ、と頭でわかっていながら、イソメだけで勝負した。
 できるだけチープに、人を小馬鹿にしたような装備でリッパな大物を釣ってしまう事に
 美徳を感じているが為。そういうのはフル装備でそれなりの結果を出せる人が徐々に
 そっち方向に持っていくべきで、普段から釣れてない人はもう少しお金をかけるべき。
・SMY店の自販機は金輪際、利用しない。
・極度の厚着は機動力に支障を‥
・少し減量しよう orz

釣果
ガザミ:1
小さなメバル:3

おさかな:幸せ家族にまみれて

出し忘れてましたよワハハ(忘れたかったのかも知れない)

日時:110814 6:00〜18:30 中潮
場所:東扇島西公園テトラ側〜中腹
仕掛:道糸4号、電気ウキ(1号)+スイベル、オモリ1号+2B、ハリス2.5号、ハリ チヌ4号
エサ:青イソメ(極太)

ぽっかり一日空いたので、がっつり一日やってやろうと思って早朝出発。
 到着一番、幸せ家族の多さにおののく。
とりゃえず、いつもの場所へ。

6:00
 …音沙汰なし。

9:00頃
 背後から自分に向けて罵声が数回聞こえたので一旦仕切り直し。
釣り座を構え直そうか、人並みにキスでも狙ったらいいのかと思い沖側へ歩いてみた。
 適度な間隔で構えられた各釣り座の、ちょうど中間にまた新手の幸せ家族が入り込むもので、
その間隔、実に3m未満。カーニバルの予感。

てきとうな所に入り込み、チョイ投げ仕掛けを用意する間もたせ用にヘチに短竿を垂らしておいた。
 ら、ピッコンと魚信。
どうにもならんセイゴ。セイゴの稚魚、と呼んでしまいたい。



写真だけとってポイ。
 右も左も、カーニバルは絶好調。

11:00
 うだってきたので、竿だけ仕掛けて背後にある草地の木陰で小一時間おねんね。
腕をアリが登るが…眠いから寝た。たくましい。

12:00
 見やると、風下の幸せ家族のパパがオレンジの糸を盛大にたぐっている。
ウチのヘチ竿の糸である。言いたくないけど自分なりに奮発したやつ。
 目が合うや、弁償するという。3,000円請求。
四つ折りしたお札を手渡す際、置き竿したまま席を外すな、と悪態をつかれた。
 風下の狭いスペースにねじ込んできたそちらがよろしくないと思います。
オレンジの糸をたぐり終えた先端に、ようやく竿とリールが戻ってきた。
 海没した竿とリールを水道で洗い流すこと30分。太鼓のリールなので、まあ、許す。
風下の幸せ家族は、不幸せな顔して去っていった。

15:00
 おひるごはん。コンビニまで走り、種類の多すぎる弁当類からビーフカレーを選択。
店先の物陰で炎天下の中、カレーを一気食い。

16:00
 再開。
幸せ家族たちは、各々1〜2匹のキスを釣って満足してほとんど帰られたごようす。
 ウチはあまりにも釣れないのでタモで大粒のクラゲをすくって遊んだりしつつ、日没を待つ。

18:00
 テトラ付近の幸せ家族たちが減らず、定位置に行けなくて煮えてきたので辞去。


釣果
セイゴの稚魚:1


今年2回しか行ってないのか。。
 せめてもう一回行きたいですぞ。いい加減バイクがポンコツ言い出してますけど