※以下の記事はものすごく昔に書いたものです。お困りの方は近年のバージョンについて書き直したものを参照してください。
パスで切り抜いた範囲が反転するのはなぜか、いつ反転するのか、反転しちゃったどうやって戻すか
を軽くまとめておいたんですが、
原因も対処法も判っているなら、根絶も自動化もできちゃうはずだろう、と考えまして
で、ちょっとモサクしてみました。
決してほめられた行為ではないので、よい子は真似しないで下さい。
(日)結局、いまいましいショートカットを無効にできればいいんじゃんすか
そう思って、まずは編集メニュー → キーボードショートカットを覗いた。
ええと、ありません。いじれません。
でもいちおう手はありまして、
Photoshop(ここではMacでCS3です)アプリ本体をCtrl + クリック(右クリック)して「パッケージの中身を表示」
その中の Contents → Required →『tw10428.dat』をテキストエディットやらメモ帳やらで開きます。
ここにはメニュー項目、パレット項目、アラートメッセージなどを日本語版として機能させる記述がてんこ盛りになっています。
Macの標準キーボードがJIS配列になってからも意固地にUSキーボードを使っていたりするとショートカットがワヤクチャで
6.0〜7.0の頃はこの『tw10428.dat』のショートカットの記述をいじくってUSキーボード用にしたもんでした。
その当時のカスタマイズされた『tw10428.dat』も家のG4の大クラッシュで亡くなりましたが。。
『tw10428.dat』を開いたら、目的の箇所のツールヒントを頼りに検索をかけます。
『パス領域から一部型抜』としたいところですが、半濁音が文字コードの関係でひっかからないので少しはしょり、
『領域から一部型抜』で。ものぐさ。
出ましたホイ
この(-)を削除するんだっけ。忘れた..でもCSぐらいまでは確かにこの書類をいじるだけでショートカットが変更できたのだ。
わからんなりにこうしてみよう。
そして『tw10428.dat』を入れ替え(オリジナルはもちろん保管してます)、Photoshop再起動。
..ジャーン。ひどいねしかし
しかしショートカットはまだ生きたままだ。ぶっはは
結局、ショートカットの記述部分は見つけたものの該当する行は発見でけませんでした。
ならば、と最後の行に自分で追加してみた
が
”$$$/Shortcuts/PathOp/Path/Subtract=@”
でも
”$$$/PathOp/Path/Subtract/Shortcut=@”
でもダメだったのでとりあえずここで降参。
ええと次。
(月)事後の救済ソチはもうちょっとワンタッチポンにならないのか
ワンタッチポンって..どんだけ昭和だよ俺。
アクションでもスクリプトでも、オブジェクトを叩くなり一連の動作を記録するなりすればいいのだ、
と思ったものの、PhotoshopのPathItem関連のオブジェクトは黒箱すぎる。
パスの座標、アンカー(ハンドル)の座標、ポイントはコーナーかスムースか、パスは開いているか閉じているか、
等の一通りをsubPathInfoに押し込み、新規パスを作成してアイスクリームができちゃった、などリファレンスにあるはあるが
一度そうやって出来上がったパスは、スクリプトでは大していじれない。
パスの属性(pathItems.subPathItems.operation)は読み込みしかできなかった。書き込みができないといかんのです。
そうなるとScriptListenrの出番か。
いいえ。めんどいです。
次にアクションを記録してみた。が、属性変更が記録されない。やはり黒箱。
と、内職ほっぽって時間を割いたわりには収穫ゼロでした。
この件もうちょっと続けます。
たいがい、3部作の2作目って結構ハンパな存在だったりするわけです。
今回はきっとそんなやつです。
[…] パス切り抜き中、いつの間にか反転してる件 パスが反転して困っちゃわないために(未決) […]