AI謹製スクリプトに思うこと

今回、読み手によっては不快な表現を含むかもしれません。ごめんねーごめんねー。

予想にもれず、AIにスクリプトを書かせる勢が際立って目立つようになってきました。
アイディアでいえば脱帽級のものがたくさん。すごい。
今までこれを、書ける人に金払って頼む機会はなかったんかいな、と思えるほど。

あるていどのものならサクサクッと書ける自分ですら、
すでに「AIに不完全な物を書かせて完成に近づけていくより自分でイチから書いたほうが速いから」
とはならなくなってきています。
元からスクリプトが書ける人のほうがプロンプトも上手に出せるわけで、
AIアホだなーダメだなーなんて時代は一瞬で過ぎ去りました。
セッキョッ的に使ったほうが絶対いい。

当のAIさんはといえば、web上のあらゆる物をソースに利用しようとしてくるわけで、
おこがましいけど「いつかAI経由でも誰かの役に立つならば」と、
出来合いのスクリプトを公開しつつコードにも説明つけてGitHubにアップしておいたりも、してみてはいました。
まあ、そんなこと知ったこっちゃないですよねえ。
目の前のAIに頼むだけなんだもの。AIがどこから有用な情報を持ってくるかなんて関係ないもの。
その上で興味もない、まで言われてしまったらとても淋しいー(まだ言われてないです)。

Twitterで「これがわからない」という人に、たまたま正解を知っていたので教えてさしあげたら
「ありがとう! Twitterすごい!」と返されてモッヤモヤになってしまったこと、
経験ありませんか。うちだけですか。ほんとですか。
あれと似た感情がふっつふつと出てきています。

いや、誰かがAIに作らせた何かが明確に自分の何かを参考にしているとかいうわけでもなし。
別段、自分ではなく知人がダシになったとしてもそれはそれで同じ感情が湧きます。
以前だと「◯◯の部分は◯◯さんのサイトを参考にさせていただきました」なんて出典の表記があったりして、
それだけで「うんー、光栄ですわよねえ」と満たされてたんですが。

今は、なんかねえ。
「自分の発案で」
「自分が書かせた」
「自分が自分が」
「既出なんて知らん」
という時代に突入していて、ちょっとモヤァァとしてしまうようになってしまいました。
まあ既出のものを探すよりもAIに書かせたほうが断然ラクで早いんだからねえ。
かといって何かするわけではなく、できるわけでもなく。誰も間違っていないのだ。何も言えない。

AIの書かせ手にしても、毎回「どこかの誰かたちのおかげでこれを完成させることができました」なんて、
あてのない感謝を述べるようなことになっても、ものすごく阿呆げてるし。
スクリプティングのセミナーをやるにしても、「書き方」よりは「書かせ方」をやったほうが人が集まります。絶対。
それで今後、若手の地力が育つことなんてあるのか、などと余計な心配までしてしまう。

この先どうなってもなんとかなるよう、やわらかく適応していけるよう、がんばりましょうねえ。
隠れろ、うちのモヤモヤ。うちもAIスキル上げてくぞ。