InDesign:タテヨコとっかえるやつ

気の進まない業務やらいろいろで勉強の進みが遅いですこんにちは。

目先の作業でどうしても必要なスクリプトがあって、
今回のは探すよりも書かせるよりも書いたほうが早いと判断して、
ひさびさ書きました。


タテヨコ変換.jsx

webに転がす都合で、ダウンロードファイルは「id_orientationSwitcher.zip」という名前になってます。
あとでかわいい名前になおしてやるといいです。
たぶんCS2以降どれでも動くかと思います。


こんなやつ

実行するたび、組み方向とテキストフレームの幅:高さを中央基準で入れ替えるやつ。
すごく必要だったんだー。

グリッドや回り込みの影響でオーバーフローしたりする点は、知りません。
自動サイズ調整などでうまいことやってくださいまし。
フレームグリッドの場合はアプリの使用上、変換後に強制的にサイズ変換がかかります。
みんなわかってると思うけど、いちおう。

余談で
先日正式にアップデートされたExtendScript Debuuger、Apple Siliconネイティブ対応したのは嬉しいんだけど、人の入力どころか思考を先回りして「こう書きたいんだろ? ん?」ってしてくるようになって…
それがあまりにも図星なことがままあって。
今回でいうと14行目 sel.geometric… の行は 「CY – w / 2, 」までしか書いてないのに、まんまと。
便利は便利なのでまだこのまま使うんだけど、
なんだか「やめろーっ、人の頭の中を覗くなーっ」って叫びたくなってます。
そう思わない?
僕は面白いと思ったけど、ファンのみんなはどう感じたかな?

AI謹製スクリプトに思うこと

今回、読み手によっては不快な表現を含むかもしれません。ごめんねーごめんねー。

予想にもれず、AIにスクリプトを書かせる勢が際立って目立つようになってきました。
アイディアでいえば脱帽級のものがたくさん。すごい。
今までこれを、書ける人に金払って頼む機会はなかったんかいな、と思えるほど。

あるていどのものならサクサクッと書ける自分ですら、
すでに「AIに不完全な物を書かせて完成に近づけていくより自分でイチから書いたほうが速いから」
とはならなくなってきています。
元からスクリプトが書ける人のほうがプロンプトも上手に出せるわけで、
AIアホだなーダメだなーなんて時代は一瞬で過ぎ去りました。
セッキョッ的に使ったほうが絶対いい。

当のAIさんはといえば、web上のあらゆる物をソースに利用しようとしてくるわけで、
おこがましいけど「いつかAI経由でも誰かの役に立つならば」と、
出来合いのスクリプトを公開しつつコードにも説明つけてGitHubにアップしておいたりも、してみてはいました。
まあ、そんなこと知ったこっちゃないですよねえ。
目の前のAIに頼むだけなんだもの。AIがどこから有用な情報を持ってくるかなんて関係ないもの。
その上で興味もない、まで言われてしまったらとても淋しいー(まだ言われてないです)。

Twitterで「これがわからない」という人に、たまたま正解を知っていたので教えてさしあげたら
「ありがとう! Twitterすごい!」と返されてモッヤモヤになってしまったこと、
経験ありませんか。うちだけですか。ほんとですか。
あれと似た感情がふっつふつと出てきています。

いや、誰かがAIに作らせた何かが明確に自分の何かを参考にしているとかいうわけでもなし。
別段、自分ではなく知人がダシになったとしてもそれはそれで同じ感情が湧きます。
以前だと「◯◯の部分は◯◯さんのサイトを参考にさせていただきました」なんて出典の表記があったりして、
それだけで「うんー、光栄ですわよねえ」と満たされてたんですが。

今は、なんかねえ。
「自分の発案で」
「自分が書かせた」
「自分が自分が」
「既出なんて知らん」
という時代に突入していて、ちょっとモヤァァとしてしまうようになってしまいました。
まあ既出のものを探すよりもAIに書かせたほうが断然ラクで早いんだからねえ。
かといって何かするわけではなく、できるわけでもなく。誰も間違っていないのだ。何も言えない。

AIの書かせ手にしても、毎回「どこかの誰かたちのおかげでこれを完成させることができました」なんて、
あてのない感謝を述べるようなことになっても、ものすごく阿呆げてるし。
スクリプティングのセミナーをやるにしても、「書き方」よりは「書かせ方」をやったほうが人が集まります。絶対。
それで今後、若手の地力が育つことなんてあるのか、などと余計な心配までしてしまう。

この先どうなってもなんとかなるよう、やわらかく適応していけるよう、がんばりましょうねえ。
隠れろ、うちのモヤモヤ。うちもAIスキル上げてくぞ。

ScriptUIで「箱入り娘」つくってみた

はじめに

ちかごろ、AIにスクリプト書いてもらうの上手な人たち、目立ちはじめてきましたねえ。
これはかんたんに予測できてた未来。
言われた通りのものを作るだけだと、もうスクリプトでカネ取るのは厳しくなってきてるのかもしれないですねえ。
とはいえ的確なプロンプトを入力するスキルのある人は、時間の問題でいずれ自分で書けるようになっていたであろう人、もしくは時間の問題でスクリプトを習得しなかった人、かなと思ってます。
注文のつけかたがうまい人ってのは前からいたので。

毎日、つぎつぎに単純ながらとても便利なスクリプトが公開されてってます。
スクリプトは書けるけどアイディアに乏しい、という人はもう優位性がだいぶ下がったんではないかな。
うちはまだまだがんばりますけどねえ。

つぎに

というわけで、マインスイーパースライドパズルと続いた「ScriptUI上に敷き詰めたアイコンボタンをポチポチするやつのシリーズ」これで最後です。

AIでUXPだCEPだをなんかする人というのはまだしばらく現れない気がしてるので、
前述のAI勢のタシになるよう、ExtendScriptおよびScriptUIでちょっと可能性を模索してみたつもり。
なので今回ばかりはコードもわざとらしくGitHubに置いときます。文末に。
機能を欲張ったせいでリファクタリングが甘々ですけど。

というわけで今回こしらえたのは「箱入り娘」というやつです。


ダウンロード

petDaughter

今までと違って、残念ながら現状、アプリを選びます。InDesign2023以下をおすすめします。
他でも動くんですけど外観が著しく不細工になるのでおすすめできません。

2023以下はもうインストールできません。環境を残してある同業者しか楽しめない残念仕様。InDesign伝道師としても落第。

Photoshopは特にひどいぞ。。

AfterEffectsやPremiereではどう見えるんだろう、これ。だれかおしえて。


あそびかた

例によってフォルダの中のjsxだけはアプリのスクリプトフォルダに移動して、残ったフォルダは丸ごとデスクトップに置いてください。デスクトップにアイコンフォルダがないと動きません。

jsxを実行するとレベル選択が出ます。
1:かんたん 〜 6:おに です。

選択してOKするとステージが出現します。
例によってイヤになったらescキーで終わらせましょう。

赤くてでっかい、まつげの長い娘を、がんばって出口まで運ぶやつです。


操作方法は3通り。よくばりすぎだろう。

動かしたいコマをクリック

ブランクマスに接したコマをクリックするとブランクへ移動します。

ただ、2方向にブランクがある場合は
強>> 上 下 左 右 >>弱
の優先度で移動方向が決まります。
優先度が低い方へ動かしたいときはshiftキーを併用してください。


キーボードの矢印キーでの操作

押した矢印方向の先にブランクがあるコマ、が動きます。
これも対象が2つある場合は上記にならい優先度に応じた挙動をします。
これも優先度が低い方を動かしたいときはshiftキーを併用してください。


マウスでドラッグ

これがいちばん直感的です。
…が、実践上、体感わりとだるいです。せっかくがんばって実装したのに、なんということだ。泣いた。


つわけで

今回、自分への課題は「ビット演算を多用する」なのでした。
徹頭徹尾というわけにはいかなかったけど、書いてる最中はだいぶコンピューターと対話しているような気分になれました。
自己満足でしかないっ

このコードの一部が誰かの役に立てば何よりですけども。
コードのリンクはこちらえ。
https://github.com/AJABON/petDaughter

次回?
…テトリスとかなんとか言われてるけど、冗談だよなw