InDesign:ページパネルのスクロール

たまたまさわってて今さら気付いた。マウスによるスクロール、もしくはつかみにくいスクロールバーによるスクロールだとページ数によって加減が変わる(気がする)ので⌘+J「ページへ移動」とか多用気味だったんだ。

実際、みんなは知っててうちに教えてくれなかったのかも知れないので、
それほど鬼の首とったような顔もしにくいんだけど
公式ヘルプにも書いてないのでいちおう発信。

サムネイル外の余白をドラッグでスクロールできるんですなあ。
ちょっとのスクロールならもうこれでいこう。

で、マスターページの欄はできねえのか、と嘆いてたんですが、
パネルオプションで「縦に並べて表示」をころして横並び表示にすれば可能でした。

いや、そしたらスクロールあんま要らなくなる…まあいいやw

InDesign:環境設定の振り分けおぼえがき(2021版)

ちょっとね、覚えた端から忘れてしまうので、ごっつり調べました。
慣れで仕事しちゃってると、たまに他者作のドキュメントを開くとわけがわからなくなることがままあって。

現場環境の問題から2021版です。
2022は「UIの拡大・縮小」だけが追加されているのかな。

以下の色分けは、
アプリケーションに働く項目(すべてのドキュメントに反映)、
ドキュメントに働く項目(最前面ドキュメントにのみ反映)、
混在(ムラサキじゃないのね)となっております。

混在の項目はそれぞれ以下の振り分けになってました。ややこしいぞ…
“高度なテキスト” の “デフォルトのコンポーザー” は新規ドキュメント作成時にのみ働きかけるとのこと。

まだ誤りがあれば訂正してもらえると徳が積めます。よろしくー。

Illustrator:スポイトツールのダメな挙動に詳しくなろう

どもども。
Adobeのフォーラムにも投げといたんですが、
イラスターのスポイトツールがガイドの影響を受けるようなので記録しておきます。
ちょっとOS切り替えの余裕がなかったので2021(25.4.4)でテストしてます。

なんでもいいのでガイドを作成して、
スポイトツールの適用先として長方形を用意しました。
CMYKドキュメントです。

で、オブジェクトのない白地上のガイドをスポイトツールで吸いまくる。

結果、黒、グレー(62.5%相当)、白、なんか濁ったシアン
の4パターン取れます。いや取れなくていいんだけどこれ。。

この「なんか濁ったシアン」は、ガイドのシアンがCMYK変換されたやつのようで、
環境設定でガイドの色をマゼンタにすると、なんか濁ったマゼンタが取れる。

実際のところ、オブジェクト外の白地をスポイトツールで吸うなんてことは運用上ほぼあり得ないことだし、
背面にオブジェクトがある限りはこの挙動は起こらないので、いいっちゃいいのかも知れないけど。けどだよ。
いちおう共有しときます。バグ報告するかは微妙だなあ。
ちなみにガイドを非表示にしても同様の結果でした。


おまけで、過去バージョンであったトンチキ挙動も紹介しておきます。

CS3以前で、こんなテスト。
シアン長方形、マスクされたレッド長方形、という構成。
下にあるのはスポイトツールの適用先に用意した長方形。

で、レッド長方形のマスク外領域を吸ってみる。
白丸をつけたところが吸ったところ。
赤いっ!

おなじみのアイランドガールに差し替えてみる。


「なし」が取れる。

この挙動、どのバージョンまで引っ張られたのか気になり、
CS4を起動してみたら、この点「は」直ってました。
しかし。
こっちはこっちで困った感じになっちゃってた。

シアン長方形の領域内にあるレッド長方形マスク部分を吸うと、シアンが取れる。
ちょっともう意味がわからないw

まあ、終わっちゃったバージョンのことはもういいよね。。
でもせっかく見つけたしほら。